Reading Skills 5 物語の読み方
【小説・物語文(ストーリー)読解の鉄則】
1 人物チェック! who(だれ)
2 場面チェック! when(いつ), where(どこ)
3 展開チェック! what(何)
Why?(なぜ) How?(どのように)
小説・物語(ストーリー)は人物を中心に場面&話が展開する!
特に主人公の心理表現に注意する!
[ポイント] 3つの順序を考慮して読むこと!
1 Time (時間) 始めから終りまでの出来事を列挙する
2 Place (場所) 目的地への説明など
3 Sequence (論理) 順序や配列を示す一連の表現
(注) これは、論説文、評論文、エッセイ(随筆)でも大切な考え方です!
[1]
@ One of the first things
ひとつ 最初のこと
(that) I noticed ● about my new parrot
省略 (注) ● 名詞の欠落!
私 気づいた 〜について 私の新しいおうむ
=who
【読解鉄則】 関係詞(=関係代名詞 or 関係副詞)
前の名詞(=先行詞)を 説明する節(=形容詞節)の先頭にくる語
(注)関係代名詞が導く節内は、名詞の欠落(●)がおこる!
was that → 一種のレポート文
he couldn’t fly.
彼 〜できない 飛ぶ
(=my new parrot)
【読解鉄則】 レポート文
筆者の思考、発言の内容をthat節・wh節(=名詞節)などで表現する文!
(参考)「節」とは大きな文の一部として使われる「文」のこと!
A Chiko’s wings had been trimmed
チコの翼 手入れをされていた
【読解鉄則】 S had been Vp.p.…(=動詞の過去分詞)
【過去完了形 受動態】のイメージ:
「 (過去の前の動作が) 過去に迫る & 受身」!
S had been Vp.p. 〜「Sは(ずっと)〜されていた」
= 後ろは『説明』
(参考)Vp.p. =「受身」動作を受ける!
(注)Vp.p.(過去分詞)には、「過去」の意味はない!
(参考)Vp.p.=『受身・完了分詞』
and
just like us humans,
M(文頭副詞) 同格
ちょうど〜のように 私たち 人間
【読解鉄則】 同格
名詞(相当語句)に、他の名詞(相当語句)を並べて説明するとき、
この2つの名詞は互いに同格(Apposition)の関係であるといいます!
名詞, 名詞 (注) 間に,(コンマ)を入れることが多い!
(注)後ろは『説明』!
he couldn’t fly.
彼 〜できなかった 飛ぶ
(=Chiko)
【読解鉄則】 A and B 同形反復(=共通構文)
等位接続詞(and, but, orなど)を見つけたら、
何と何(語と語、語句と語句、節と節、文と文)をつないでいるか?
(注)AとBは『 同種類(=カテゴリー)&文法上「同形反復」 』です!
(参考)同形反復は並列して解説しています
B Once the weather turned nice,
M(文頭副詞)
いったん〜すると 天気 なる よく
took Chico
→
連れていき チコ
I and
sat him on a branch of a tree in my backyard
→
私 座らせた 彼 〜の上 枝 木 〜の中 私の裏庭
=who (=Chico) =where
to make him happier.
S´→ P´(意味上の主語→述語)
〜ために 彼 させる 楽しい
(=Chiko)
【解説】backyard (家の)裏庭
米国では家の裏庭もたいてい芝生が植えてあり,
そこで子供たちが遊んだり,物干しやバーベキューなどをする
(参考)英国では普通舗装されている
【読解鉄則】 to V(=to 不定詞)
to V(to 不定詞)のイメージ:「(これから)〜すること」
toは「⇒」(=矢印『指し示す』)
この英文では、I took Chico …, sat … and made him happier.
この流れで理解すればOK!
速読速解のコツは「左→右」に カタマリで読むこと!
【読解鉄則】 SVOC
第5文型 SVOCは、O(目的語)とC(補語)に必ず
S´→ P´(意味上の主語→述語)の関係がある!
S make O C [形容詞] 「SはOをC(の状態)にする」
→ S´→ P´
(参考)make「作為動詞」
C At first
M(文頭副詞)
最初
he seemed confused.
彼 思われた 困惑している
(=Chiko)
D He walked back and forth on the branch
彼 歩いた 前後に 〜の上 枝
(=Chiko)
looking like an anxious father
〜見える 〜のように 心配している父
walking back and forth waiting for his baby to be born.
S´ → P´(意味上の主語→述語)
前後に歩く 待ちながら 彼の赤ちゃん 生まれる
※ 形容詞句 前の名詞(father)を修飾(=説明)する!
【読解鉄則】 extra information(=追加、補足情報)
SV…, Ving…(付帯状況の分詞構文)
文が終わる ⇒ Ving…「〜して、〜しながら」
SV…(=主文)の追加及び補足説明をあらわす!
【読解鉄則】for 〜 to V…[=to 不定詞の意味上のS´+ to V]
for 〜 to V…に
S´→ P´(意味上の主語→述語)の関係がある!
E I was surprised to see →レポート文
私 驚いた わかる
that he didn’t move his wings trying to fly.
彼 動かさない 翼 〜しようとして 飛ぶ
(=Chiko)
【読解鉄則】 to V(不定詞)副詞用法 5つ+&の意味!
役割(=働き)は M:動詞修飾
@ 目的 「〜するために」
He worked hard to support his family.
(彼は家族を養うために一生懸命に働いた)
[ポイント]Vが【動作動詞】(意志動詞)
A 感情の原因 「〜して」
I am glad to hear that.
(私は、そのことを聞いてうれしいです)
[ポイント]Cが【感情を表す形容詞】
(注)ここでは、M:形容詞を修飾
B 判断の根拠 「〜するとは」
He must be foolish to do such a thing.
(彼は、そのようなことをするとは、バカに違いない)
[ポイント] Cが【判断の根拠を表す形容詞】
(注)ここでは、M:形容詞を修飾
C 結果 「〜して」
Lisa grew up to be a beautiful lady like her mother.
(リサは大きくなって、母のように美しい女性になった)
[ポイント]Vが【状態動詞】(無意志動詞)
D 条件 「もし〜なら」
To see her, you’ll remember your daughter.
(もし彼女を見ると、あなたの娘を思い出すでしょう)
[ポイント] To Vが文頭!
(注)To Vは「目的」「〜するために」の用法もある!
+&
E 限定用法 役割(=働き)は M:形容詞を修飾
This computer is easy to use ●.
(このコンピューターは使い易い)
(注) もともと名詞があった場所!
(参考)It is easy to use this computer.
仮S 真S
※ この英文はAのパターンです!
F Somehow
M(文頭副詞)
どうも
he just knew (that) he couldn’t (move his wings). →レポート文
→ 省略 省略
彼 ただ わかっていた 彼 できない
(=彼がわかっていたことは翼を動かせることができないことだけだった)
【読解鉄則】 レポート文
筆者の思考、発言の内容をthat節・wh節・if節(=名詞節)などで表現する文!
(参考)「節」とは大きな文の一部として使われる「文」のこと。
【読解鉄則】 省略
省略は、一度出てきた語(句)の反復を避けるために起こる!
省略が起こっている英文は、省略語(句)を補って理解する!
G I always wondered →レポート文
→
私 いつも 〜かしらと思った
how he knew such a thing ■.
【方法】
どのように 彼 知る そのようなこと
(=Chiko) (=前文の内容)
(注) ■ もともと副詞があった場所!
[2]
@ One day,
M(文頭副詞)
ある日
while Chico was sitting on his branch,
M(文頭副詞)
〜の間 チコ 座っていた 〜の上に 枝
he seemed more worried about
彼 思われた 心配している 〜について
(=Chiko)
than he had been (worried)
省略
〜より 彼 だった
(=Chiko)
when I first took him outside months before.
〜とき 私が 最初に連れていった 外に 数か月前
(=Chiko)
A moving back and forth
動いて 前後に
He was and
talking a lot.
彼 しゃべっていた よく
(=Chiko)
【読解鉄則】 S be Ving(=動詞のing)
【進行形】のイメージ: S be Ving〜「Sは〜している」
= 後ろは『説明』
Vingのイメージ:「すでに〜している」⇒「実際に〜している」
(注) Ving=「躍動感」 動作の「イキイキ感」をあらわす!
B Then
M(文頭副詞)
それから
all of a sudden,
M(文頭副詞)
突然
stopped walking,
→
やめて 歩くのを
screamed,
叫び声をあげて
he and
started madly flapping his wings for the first time ever.
→
彼 始めた 猛烈に 羽ばたかせる 翼 はじめて
(=Chiko)
【読解鉄則】 A and B 同形反復(=共通構文)
等位接続詞(and, but, orなど)を見つけたら、
何と何(語と語、語句と語句、節と節、文と文)をつないでいるか?
(注)AとBは『 同種類(=カテゴリー)&文法上「同形反復」 』です!
(参考)同形反復は並列して解説しています
C About three seconds later,
M(文頭副詞)
およそ3秒後
he lifted off from the branch
彼 飛び立った 〜から 枝
(=Chiko)
like the space shuttle at Cape Canaveral!
〜のように スペースシャトル ケープカナベラル!
D amazed
驚いて
I was and .
shocked
私 衝撃をうけた
E I didn’t know (that) →レポート文
→ 省略
私 知らなかった
his feathers had grown back.
彼の羽 再生していた
【読解鉄則】 S had Vp.p.(=動詞の過去分詞)
【過去完了形】のイメージ:
「(過去の前の動作、状態が) 過去に迫る!」
「Sは〜してしまった・〜していた」
(注) Vp.p.(過去分詞)には、「過去」の意味はない!
(参考) Vp.p.=『受身・完了分詞』
F I am guessing, now, that →レポート文
→
私 思っている 今
Chico had been preparing for his moment of escape
チコ 準備をしていた 瞬間 逃避
for quite some time.
〜の間 かなり長い間
【読解鉄則】 S had been Ving(=動詞のing)
【過去完了進行形】のイメージ:
「(過去の前の出来事が)過去に迫る & 躍動感」!
S had been Ving〜「Sは(ずっと)〜していた」
= 後ろは『説明』
(参考)Ving=「躍動感」 動作の「イキイキ感」をあらわす!
[3]
@ Chico made his break for freedom on Monday afternoon,
→
チコ 逃げ出した 〜を求めて 自由 月曜日の午後
【獲得・追求・期待の対象】 =when
and
by late Monday night
M(文頭副詞)
遅く 月曜日の夜
I was sure (that) → 一種のレポート文
私 確信した 省略
he was not coming home.
彼 戻ってこないだろう
(=Chiko)
A Finally,
M(文頭副詞)
ついに
on Tuesday evening
M(文頭副詞)
火曜日の夜 =when
Chico returned
チコ 戻ってきた
but しかし
he stayed away,
彼 離れていた
(=Chiko)
(being) out of reach.
省略 手の届かないところにいて
【読解鉄則】 extra information(=追加、補足情報)
SV…, Ving…(付帯状況の分詞構文)
文が終わる ⇒ Ving…「〜して、〜しながら」
(注) SV…(主文)の追加及び補足説明をあらわす!
(参考)VingのS´(意味上の主語)は、必ず主文のSと一致する!
【読解鉄則】 being (or having been)の省略
分詞構文 M(副詞)付帯状況
being (or having been) は、よく省略される!
B talked to him
話しかけて 〜に 彼
(=Chiko)
I and
showed him some food,
→
私 見せた 彼 食べ物
(=Chiko)
but しかし
it was in vain.
【状況のit】 無駄な
C Then
M(文頭副詞)
それから
I took his cage inside
→
私 とった 彼のかご 内側に
(=私は彼のかごを中にいれた)
so (that) he would not think that →レポート文
省略
〜ために 彼 〜だろう 思わない
(=Chiko)
coming back meant getting caught again
戻ってくること 意味する 捕えられる 再び
D Finally,
M(文頭副詞)
ついに
I made him a promise
→
私 した 彼 約束
(=Chiko)
that
=同格名詞節
if he did come back to his cage
M(文頭副詞)
強調
もし〜なら 彼 本当に戻ってくる 〜へ 彼のかご
(=Chiko)
(注) 強調のdo 「時制の一致」のために didになっています!
I would let him out every day
私 する させる 彼 外に 毎日
(=Chiko)
when the weather was nice.
〜とき 天候がよい
E Shortly after making my promise,
M(文頭副詞)
すぐに 〜後 自分の約束をする
he flew onto my shoulder
彼 飛んだ 〜の上 私の肩
(=Chiko)
(=彼は飛んで、私の肩の上へ乗り)
and
I took him upstairs.
→
私 連れていった 彼 2階に
(=Chiko)
[4]
@ From that day on,
M(文頭副詞)
〜から その日
when the weather was good
M(文頭副詞)
〜とき 天候がよい
I would always let him out early
→
私 いつも〜したものだった 彼 させる 外に 早く
(=Chiko)
and
fly around
飛ぶ 周りを
he would and .
be back before dark
彼 〜したものだった 戻ってくる 暗くならないうちに
(=Chiko)
【読解鉄則】 would V(動詞の原形)… 6つのパターン
@ willの時制の一致 「〜だろう」
He said (that) he would come with me.
(彼は私と一緒に行くと言った)
A 過去の習慣 「〜したものだった」
We would often go for long walks in the park.
(私たちはよく公園で長い時間散歩をしたものだ)
(注) Vは「動作動詞」のみ! よく always, oftenなど頻度の副詞を伴う!
B 仮定法 「(もし〜なら)〜だろう」
If he won tomorrow, I’d be amazed.
(もし明日彼が勝ったら、驚きだね)
C 推量 「〜だろう」
Your husband would be coming home from work, I imagine.
(ご主人がそろそろ仕事から帰ってくるだろう)
D 描出話法(心中) 「〜だろう」
I thought that it was time for bed. Would I be able to sleep well?
(寝る時間だ。よく眠れるだろうか?、と私は思った)
E 運命 「〜することになった」 (参考)『ロングマン英和辞典』より
I would later realize that this was a mistake.
(これが間違いだと後で気づくことになった)
※ この英文はAのパターンです!
A This practice continued for about two months
この習慣 続いた 〜の間 およそ 2ヶ月
and
then
M(文頭副詞)
それから
suddenly
M(文頭副詞)
突然
Chico became ill.
チコ なった 病気に
B The vet said that →レポート文
→
獣医 言った
he had caught a disease from the pigeons in the neighborhood.
彼 病気にかかっていた 〜から 鳩 近所
(=Chiko)
C Within a few days
M(文頭副詞)
〜以内に 数日
he died,
彼 死んで
(=Chiko)
and
I felt sorry for his loss.
私 悲しくなった 〜に対して 彼をうしなったこと
【感情・趣味・適性などの対象】
[5]
@ Just once
M(文頭副詞)
たった一度
the thought came into my mind
思い 来た 〜の中に 私の心
(=ある思いが私の心に浮かんだ)
that
=同格名詞節
if I had not set him free to fly every day, 【仮定法】
M(文頭副詞) S´→ P´
もし〜なら 私 していなかったなら 彼 自由な 〜ために 飛ぶ 毎日
(=Chiko)
(=もし私が彼を自由にして毎日飛ばせなかったなら)
he would still be alive.
彼 〜だろう 今でも 生きている
(=Chiko)
【読解鉄則】(抽象)名詞+that SV…
that(接続詞)以下は同格名詞節!
(抽象)名詞の内容を説明している!
(参考)「節」とは大きな文の一部として使われる「文」のこと!
※ 同格名詞節 前の名詞(the thought)の内容を説明する! (遠方修飾)
【読解鉄則】 ミックス仮定法 話者の仮定、願望(=反実仮想)
条件節(=if節)内は、had+Vp.p. [過去完了形](「過去」の事を述べる場合)
帰結節(=主節)は、S 助動詞の過去形+V(動詞の原形)…(「現在」の事を述べる場合)
(参考)この場合「過去形」は現実との「距離感」を示します!
【読解鉄則】 SVOC
第5文型 SVOCは、O(目的語)とC(補語)に必ず
S´→ P´(意味上の主語→述語)の関係がある!
S set O C[形容詞] 「SはOをC(の状態)にする」
→ S´→ P´
A It was then that
【強調構文】 その時
I realized (that) →レポート文
→ 省略
私 気づいた
the quality of one’s life is much more important
質 人の人生 はるかに重要な
A
than the number of years (which) one lives ●.
〜より 数 年 省略 人 生きる
B (注)● 名詞の欠落!
【読解鉄則】 強調構文
It 〜 that -
〜 に強調したい語(句)・節がくる!
(注) 「区別化構文」「(他のなにものでもなくて)〜である」!
【読解鉄則】比較構文(相対比較) 比較級による比較 読解のポイント 【優劣比較】
1 比較対象 比較対象は? AとB
2 比較基準 何を基準にして?
3 比較結果 その結果は? A>B or A<B
比較構文は『共通点・類似点』を押さえる!(原則)
(参考) 対比表現は『差異』を押さえる!
【読解鉄則】 比較構文(相対比較)
比較対象(AとB)つまり 誰(何)とB(何)を比べているのかを押さえる!
A: the quality of one’s life
B: the number of years one lives
(注) 比較対象は、同種類、文法上「同形」である!
B After all,
M(文頭副詞)
結局
there is no sense in being a bird
M(誘導副詞) ある ひとつも〜ない 意味 鳥であること
(=まったく意味がない)
if you can’t fly.
もし〜なら あなた 飛べないなら
[6]
@ Chico made his escape for freedom
→
チコ 逃げ出した 〜を求めて 自由
【獲得・追求・期待の対象】
on a late Monday afternoon in April.
〜に 遅く 月曜日の午後 4月
=when
A When will you make yours ■? (注) ■ もともと副詞があった場所!
→
いつ だろうか あなた する あなたの逃亡
「人々一般」 (=your escape)
(=いつ逃げ出すだろうか?)
【読解鉄則】 代名詞・指示語
代名詞(it, they, them, one(s),など)は「何を受ける?」
指示語(this, these, that, those, both, such など)は「何を指す?」
必ず文中の英語でチェックする!
(注) この英文では yours(所有代名詞)をチェックする!
【読解鉄則】「人々一般」をあらわす人称代名詞
(1) you 最も広く「人々一般」をあらわす語
you(あなた)という意味から「話し手自身を含まない」と
考えてしまいそうですが、「話し手を含めた人々一般」を
あらわしています
You need a visa to travel to foreign countries.
(外国へ旅行するにはビザが必要です)
(2) we 自分たちで組織を作る感覚
文章などで書き手がI(私)と言うべきところを
weと表現することがありますが「仲間意識」に訴えています
We shall fight terrorism all the way.
(私たちは断固としてテロと戦ってゆく)
(3) they 話し手自身を含まない「人々一般」
「〜と言われている・みんな(世間)は〜と言っている」のように
人々一般の内容をあらわしている表現です
They say life begins at 40.
(人生は40歳から始まると言われます)
(4) people 少しさめた言い方
話し手自身を含まないのはもちろんですが、
人々を「自分から離れたもの」としてとらえた観察目線です
People always want what they cannot have.
(人はいつも手に入れられないものを欲しがる)
(5) one 日常会話ではかなりまれ
ほかのyou, weと比べるとはるかに高尚な言い方。
もちろんこのoneは数字の「1」とつながりが感じられます。
any one person(どんな人も)ということ。
One should never take love for granted.
(人は決して愛を当たり前のものとして考えるべきではない)
B You too can take a chance
→
あなた 〜も できる いちかばちかやってみる
「人々一般」
【読解鉄則】 追加表現 too「〜も」
「何(誰)にたいして〜も」なのか? を押さえる!
when the conditions are right,
〜とき 状況 よい
knowing that →レポート文
知りながら
in your own way
M(文頭副詞)
〜で 自分自身のやり方
【方法・形式】
you were born to fly.
あなた 生まれた 飛ぶために
【読解鉄則】 extra information(=追加、補足情報)
SV…, Ving…(付帯状況の分詞構文)
文が終わる ⇒ Ving…「〜して、〜しながら」
(注) SV…(主文)の追加及び補足説明をあらわす!
(参考)VingのS´(意味上の主語)は、必ず主文のSと一致する!
C If you don’t set yourself free,
M(文頭副詞) S´→ P´(意味上の主語→述語)
もし〜なら あなた 〜しない 自分自身 自由な
what ● will be the purpose of your life?
何 だろうか 目的 あなたの人生
(注) ● もともと名詞があった場所!
D I would suggest that →レポート文
→
私 〜します それとなく言う
(=それとなく言わせてもらいます)
the quality of one’s life
質 人の人生
S[結果]
feeling one’s essence、
感じること 自分の本質
O1[原因]
is dependent on and .
living the design that ● is you
〜次第である 生きる 設計図 あなた
O2[原因]
(注)● 名詞の欠落!
【読解鉄則】 論理=「因果関係」!
S be dependent on O「SはO次第である」
S[結果] ← O[原因]
Promotion is dependent on achievement.
(昇進は業績次第だ)
【読解鉄則】 A and B 同形反復(=共通構文)
等位接続詞(and, but, orなど)を見つけたら、
何と何(語と語、語句と語句、節と節、文と文)をつないでいるか?
(注)AとBは『 同種類(=カテゴリー)&文法上「同形反復」 』です!
(参考)同形反復は並列して解説しています
E If you are a fish,
M(文頭副詞)
もし〜なら あなた 魚
your life needs to be all about swimming.
→
あなたの人生 必要である いる すべて 〜について 泳ぐこと
(=あなたの人生で必要とすることは、泳ぐことである)
【語法】A is all about B
【直訳】「AはBがすべてである」
【意訳】「AはすべてB次第である、要はBである」
Relationships are all about compromise.
A B
(人間関係というのは、要するに譲り合うことです)
人間関係を築く鍵は、譲り合いの精神です)
(参考) A is all about B =B is what A is all about
Compromise is what relationships is all about.
B A
F If you are a bird,
M(文頭副詞)
もし〜なら あなた 鳥
your life needs to be all
→
あなたの人生 必要である すべて
flying
飛ぶこと
about and
spreading your message to all
〜について 伝える あなたのメッセージ 〜へ すべての人
that you meet ● along the way.
あなた 出会う 途中で
(注) ● 名詞の欠落!
(=あなたの人生で必要とすることは、飛ぶことと
途中で出会うすべての人に自分のメッセージを伝えることです)
G What does it mean
→
仮S
何 意味する
to be you,
真S 自分であるということ
(=自分であるということ(「自分の存在」)はどのような意味をもつのだろうか?)
be free
→ P´1
自由な
if you don’t really let yourself and ?
express your heart
S´ → P´2
もし〜なら あなた あまり〜ない させる 表現する あなたの気持ち 部分否定)
(=もし必ずしも自分自身を自由にして気持ちを表現しないなら)
(=もし必ずしも自分自身を自由にして自分の気持ちを表さないなら、
あなたの存在はどのような意味を持つのだろうか?)
【読解鉄則】 配置転換ルール
話者の「感情・意図」がある!
(参考) この英文は反語文(修辞疑問)です!
<例> Who knows that?
「誰がそのことを知ろうか?=誰も知らない」
【読解鉄則】 SV(=使役動詞)OC
第5文型 SVOCは、O(目的語)とC(補語)に必ず
S´→ P´(意味上の主語→述語)の関係がある!
S let O V(原形不定詞)…「SはOに〜させる」
→ S´→ P´
英語長文読解入門 [10回シリーズ]

【ブログ】ついてるレオさん"Happy English School"

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2 パラグラフリーディング!【単一のパラグラフ】 ( 10 15 2021)
3 パラグラフリーディング!【演習@】 ( 10 16 2021)
4 パラグラフリーディング!【演習A】 ( 10 17 2021)
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