2021年07月02日

話すための英文法! D時(とき)表現 未来表現

 話すための英文法! D時(とき)表現 未来表現
 
 昨日の問題の解答228.gif

 問  あなたが車でデパートに行って
     デパートの駐車場に車を駐車しました。

     買い物を終えて、
     車の停めた場所をふと考えました

 1 Where did I park my car?

 2 Where have I parked my car?


 答え 

 1 「(私は)車をどこに停めたかな?」

   過去形「遠く離れた」距離を表すぐ.gif

   たとえば、私がデパートのそごうに
   入ってきたときの出来事に意識があって
   「あのとき、どこに停めたかな?」って感じ

 一方

 2 「(私は)車をどこに停めたかな?」

   日本語はまったく同じですが
   現在完了形は「迫ってくる」164.gifので
   話し手の意識は「今」にあります

   「今150.gif、車はどこにあるかな?」って感じです

   1でも2でもどちらも正解ですが、
   このニュアンスが捉えられれば
   ネイティブスピーカー並みです

 さて、今日は 話すための英文法 最後のラスト

 未来表現150.gif

 実は、ネイティブスピーカーは
 さまざまな未来表現を使って
 異なるニュアンスの未来をあらわします

 1 willの描く未来

   これは中学2年生で習いましたね

   助動詞 willの描く未来は
   「意志(〜します)」と「予測(〜だろう)」

 <例> I will see her tomorrow.
     (明日彼女に会おう)

    「意志(〜します)」は
    その場で決めたことがポイント150.gif
   
    頭にスイッチがカチッ!と入って
    「〜するよ」と決めたタイミングで使われます

    この英文は自分が勝手に
    「明日彼女に会おう」ぐ.gifと決めた表現です

 <例> It will rain this afternoon.
     (午後は雨3.gifだろう)

    「予測(〜だろう)」
    話し手は未来の出来事を
    鮮明に見通す意識で使っています

 2 be going to V (動詞の原形)の描く未来

    be going to は goの進行形ですよね

    「to以下の状況に向かっているところ」150.gif

    ここから
    「意図(〜するつもり)」と「予告(〜しそう)」
    というニュアンスで使われます

 <例> I'm going to see her tomorrow.
    (私は明日彼女と会うつもりです)

    be going to では、
    心づもりが「すでに」できています

    すでに決心していて
    出来事の流れの中にいる

    でも、上の英文はそう思っている(be going)が
    彼女と会う具体的な行動には入っていないので
    会えるかどうかは不確実です(^^;

 <例> It's going to rain.
     (雨3.gifが降りそうだ)

    「予告(〜しそう)」は
    未来に起こる目に見える原因から
    ある状況に向かう「流れ」が意識されていますぐ.gif

    空が急に曇ってきたなどの原因があり
    このまま進むと雨が降る144.gifというニュアンスです

 3 現在形のあらわす未来

    現在形は現在の事実をあらわす形。
    でも、現在形があらわす未来があります。

    それは、カレンダー・時刻表・プログラムなど
    「現時点で確定したゆるがない未来」ぐ.gif

 <例> The baseball game begins at six.
    (野球の試合は6時に始まります)

    プロ野球野球.gifのナイターの開始時間は
    すでに決定していますよね

 <例> I leave for London on Thursday.
     (木曜日にロンドンに出発します)

    会社の出張などで
    日程が個人のカレンダーカレンダー.gifに組み込まれています


 4 進行形が描く未来

    進行形は「予定(〜する予定です)」という意味で
    未来を表現します

 <例>  I'm seeing her tomorrow.
     (明日彼女に会う予定です)

    未来のある時点を意識しながら
    「そのときは〜している」
    
    くれぐれもVingは「動き(action)」
    「生き生きとした躍動感」ぐ.gifを表わします

    上の英文はbe going to とは違って
    彼女とはもうすでに会う約束をしていて
    よほどのことがない限り
    彼女に会うのは確実というニュアンス

    「彼女と会っている」155.gif
    そんなワクワク感を感じます139.gif


 5 will + 進行形を使った未来

    助動詞 will「予測(〜だろう)」+ 進行形

    「予測」+「動き」で
    未来に行なわれている出来事を想像し
    見通しているニュアンスが加わっています

 <例> I will be seeing tomorrow.
    (明日彼女に会うことになるだろう)

    このままいけば明日彼女と会う、
    成り行き上、彼女と明日会うことになる ということです
    
    
 最後に

 6 be to Vの描く未来

    学校文法では「be to+不定詞」とか言われますね

    be toは「進むべき道を指し示す」
    to Vの「指し示す」の意味が表現されています

 <例> The party is to be held tomorrow.
     (そのパーティーは明日開かれる予定です)
    
    公式な予定などに使われる表現です   (^.^)


 The End 150.gif


[関連記事]

【ブログ】ついてるレオさん"ハッピー日記"鉛筆.gif

一億人の英会話! ( 7 2 2021)

 一億人の英会話.JPG


posted by ついてるレオ at 10:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする