2021年02月20日

Reading 2  A Fall before Rising 【3】

Crown English Communication U

Reading 2 A Fall before Rising 【3】
       転落から人生の高みへ

【3】
Within a year of my mountain fall,
M(文頭副詞)
〜以内  1年     私の山の滑落  

always thinking of the kindness of the woman
M(文頭副詞)
いつも 考えて 〜について 親切    その女性 

who ● had helped me,
     助けてくれた 私
 (注)● 名詞の欠落!

I planned to return to her village,
   →
私 計画した 戻る 〜へ 彼女の村  

 hoping somehow to repay her.
 望んで  何とかして   報いる 彼女
                 (=the woman)

I had an idea.
  →
私 あった 考え

Why not try to improve the “luck”of the villagers
〜してはどうか 
   〜しようとする
 向上させる  「運」   村人たち  

 【読解鉄則】 引用符 (“”or‘’) 
 主な用法は 
 @話し言葉の引用 A詩、音楽の曲名、絵画などの作品名 B特定の言葉の強調
 ここではB 特定の言葉の強調 です!


    building a school
    建てて     学校
 by   and                            ?
    giving the children their first opportunity for an education
 〜によって 与える 子どもたち  最初の機会    〜のための 教育  

Over the next several months,
M(文頭副詞)
〜に渡って 次の数ヵ月

I raised money
  →
私 集めた 資金

     pay the teachers   
     払う  先生
 to  and               .
    build a school
 〜ために 建てる  学校  

My idea to build that single school grew into a mission.
私の考え 建てる そのひとつの学校 成長して 使命になった
      ※ 形容詞句 前の名詞(idea)を修飾(=説明)!

In the 30 years since my fall,
M(文頭副詞)
  30年 〜から 私の滑落

  moved to the United States,
  移動して 〜へ  アメリカ

  earned my graduate degree,
   →
  得て   大学院の学位 
I   and                 .
  became a university professor
私 なった   大学の教授 

Yet
しかし

all that time,
M(文頭副詞)
すべてのその時間
(=その時間すべて)

I have continued to raise money
      →
私  続けている  集める 資金

            building
            運営
 to support the   and      of schools in remote communities.
            operation   (注)共通のM! 
〜ために 支援する  建設      学校   遠くの地域社会
            *共通構文 解説はラスト!

While my love for mountain climbing led me
M(文頭副詞) S´
一方  私の愛情 〜に対する 山登り  気にさせた 私 
    S[原因]             OC[結果]

 to climb that one mountain in the Himalayas,
 →P´ 登る  あのひとつの山  ヒマラヤ山脈 

 【読解鉄則】SVO to V 
 第5文型 SVO to V は、O(目的語)と to V に必ず 
 S´→ P´(意味上の主語→述語)の関係がある!
 S lead O to V   「SはOを〜する気にさせる」
   → S´→ P´

 to V(to 不定詞)のイメージ:「(これから)〜すること」
 (参考)to は「→」(=矢印『指し示す』)


 【読解鉄則】 無生物主語構文!  
  lead O to V  「SはOに〜する気にさせる
    → S´→ P´
 S[原因] ⇒ OC[結果] 論理=「因果関係」!

 (参考)主語を副詞的に訳して「Sのおかげで、Oは〜する気になる」


my fall helped me reach much greater heights,
      →   S´→ P´ 
私の滑落 役立った 私 たどり着く はるかに大きな高さ
S[原因]    OC[結果]

 【読解鉄則】S help O (to)
 第5文型 SVO (to) は、O(目的語)と (to) に必ず 
 S´→ P´(意味上の主語→述語)の関係がある!
 S help O (to)  「SはOが〜することに役立つ」
    → S´→ P´
 
  【用法】 
  《主に米》Oの後にV(=原形不定詞)を用いる
  《主に英》Oの後にto Vを用いる
  《口語》 では 《米》《英》ともにV(=原形不定詞)を用いるのが一般的!


 【読解鉄則】 無生物主語構文!
 S help O (to)  「SはOが〜することに役立つ」
    →  S´→ P´
 S[原因] ⇒ OC[結果] 論理=【因果関係】! 
 (参考)主語を副詞的に訳して「Sのおかげで、S´は〜できる」


 (=山登りが大好きだったおかげで、ヒマラヤ山脈の
   あのひとつの山を登る気になった一方、
   滑落したおかげで、私ははるかに高い頂にたどり着くことができた)

 shaping my thinking about the world
 形成した 私の考え方 〜について 世界  
  and              .
 leading me to the advice that I give ● to all of my students
 導いた 私 〜へ   助言    私 与える 〜へ すべて 私の生徒

Reading 2(4).JPG

Try to recognize your own luck in this world,
 →
〜しようとしなさい 認識する あなた自身の幸運 この世界

                       teachers
                       先生
 the “luck” given to you by your  and    .
    同格                 loving parents
   「幸運」 与えられた 〜へ あなた 〜によって あなたの 愛情深い両親 
        ※ 形容詞句 前の名詞(“luck”)を修飾(=説明)!

Above all,
M(文頭副詞)
とりわけ  

appreciate the responsibilities created by your good luck.
   →
感謝しなさい    責任      生み出された 〜によって あなたの幸運
                   ※ 形容詞句 前の名詞(responsibilities)を修飾(=説明)!

Success is born of good luck,
成功  生まれる 〜から 幸運  

 and             .

obligation is born of success
義務   生まれる 〜から 成功

In creating luck for others,
M(文頭副詞)
〜とき 生み出す 幸運 〜に対する 他の人 

you yourself may reach the highest peak.
   同格・強調     →
あなた自身 〜かもしれない たどり着く 最も高い山頂


 【読解鉄則】再帰代名詞 「〜自身」 3つの用法!
 @V【他動詞】+oneself = 自動詞的な意味
   enjoy+oneself 「楽しむ」 =have a good time

   The woman enjoyed herself at the party.
   (その女性はパーティで楽しんだ)
 A 前置詞+oneself
  (1) by oneself
「ひとりで」
    The old man lives by himself.
    (その老人はひとりで住んでいる)
  (2) for oneself 「独力で」 ※「自分のためになるように」
    Look into it for yourself.
    (独力でそれを調べなさい)
  (3) in itself 「それ自体は、本質的に」
    The engine in itself is very good.
    (そのエンジン自体はとても良い)
  B 強調用法 名詞・代名詞と同格になり強調する
    I myself saw it. / I saw it myself.
    (私はそれを自分の目で見た)
 ※ この英文はBのパターン!

【読解鉄則】 共通構文 5つのパターン!
 共通・・・文中に2つ(以上)の共通している語句を並列すること!
       「同形反復」ともいいます!


 @ 主語[S]と述語動詞[V] の共通構文
   To make chairs and to sell them was the job of the old man.
                         =
   (イスを作ったりイスを売ることはその老人の仕事だった)

   [英語構文]
   To make chairs
     and       was the job of the old man.
   to sell them    = 

 A 述語動詞[V] と目的語[O]の共通構文
   Everyone hopes to love and to be loved.
          →
   (誰もが愛し愛されることを望んでいる)

   [英語構文]
              to love
   Everyone hopes  and   .
           →  to be loved

 B 主語[S]と補語[C] の共通構文
   Hundreds of people were killed or seriously injured in the plane crash.
                 = 
   (何百人もの人々が、飛行機墜落で死亡したかそれとも重軽傷を負った)

   [英語構文]
                      killed
   Hundreds of people were   or         in the plane crash.
                  =  seriously injured
  
 C 助動詞[v] 述語動詞[V] の共通構文
   We have been, and will be, good friends.
          =        = 
   (私たちはこれまでも、そしてこれからも親友です)
 
   [英語構文]
      have been,
   We  and     good friends.
      will be,   (注)共通のC! 

 D 修飾語[M]と非修飾語[M´]の共通構文  (注)訳し方に注意!
   I like the color and smell of this rose.
     → 限定   名詞      説明
    (私はこのバラの色とにおいが好きです)

    [英語構文]
            color
    I like the   and      of this rose.
     →       smell    (注)共通のM
        限定  名詞[M´]   説明[M]

  (参考)共通構文を見つけるコツ!
   1  and の発見!
   2 Bの形を押さえる!
   3 Bと同じ形を andの前(=A)で見つける!
   (参考)AとBは文法上同じ形なので「同形反復」とも言う!

 この英文は、Dのパターンです!


[関連記事]
ハーバードからの贈り物 ダイヤモンド社(2013年7月11日第1刷発行)

IMG_4019.JPG

黙字

転落から高みへ           ジャイ・ジャイクマー
なぜ人はあなたのために働くのか ティモシー・バトラー
ラシュモア山での問い        トーマス・J・デロング

剥製の鳥              ジェフリー・F・レイポート
自分らしくあれ           リチャード・S・テッドロウ
黒か白か               トーマス・K・マックロウ

まずい食事と真実         スティーヴン・P・カウフマン
同窓会                デイヴィッド・E・ベル
完璧を求めるな           ナンシー・F・ケーン

キャサリン・ヘップバーンと私   ロザベス・モス・カンター
サラの物語             H・ケント・ボウエン
今という瞬間を生きよ       フランシス・X・フライ

レース                ヘンリー・B・ライリング
誓い                 ニティン・ノーリア
自分を見失わないで        キム・B・クラーク



posted by ついてるレオ at 10:51| Comment(2) | Crown English Communication U | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
非常に見やすく、参考にさせていただいております。
余計なお世話かもしれないですが、

  raised money to pay the teachers
   →
  集めた 資金 〜ために 払う 先生
I   and               .
  build a school
   →
私 建てた  学校

のところですが、正しくは

   pay the teachers
    →
   払う 先生
I raised money to    and               .
  集めた 資金 〜ために build a school
    →
私 建てた  学校

ではないかと考えます。ご確認お願いいたします。
Posted by j.w at 2022年02月09日 22:48
j.wさん

そうですね

初歩的な文法(同形反復)ミスでした(^^;

訂正させていただきました

ご指摘ありがとうございます(^.^)
Posted by ついてるレオ at 2022年02月10日 10:44
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