2022年08月20日

英文読解【応用編】[11回シリーズ] 《11》【解説】

英文読解【応用編】[11回シリーズ] 《11》【解説】

今回は風俗喜劇

今回の英文も前半【1】だけでは
何の話かわかりにくいですよね60.gif

しかし後半【2】を読むことで
【1】の意味が分かってきます。

ほとんどの英文は全体的に
一つの論理が通っているので
全体を正しく読めれば
内容は理解できていきます337.gif

【質問】の解答

(1) 【1】A itは 文法的に何のitでしょう? (日本語で)

  答え:状況のit

(2) 【2】D resigned glance の意味は何でしょう?(日本語で)

  答え:あきらめたような眼差し

  このことから、Budge(バッジ)の話はどのように感じるものと
  推測できますか?(日本語で)

  答え:とても退屈なもの

(3) この英文の場面(A)は何でしょう? 
  また 登場人物 (B) は誰でしょう?(日本語で)

  答え:(A)パーティー

       (B) 彼女
        彼女の夫    Budge(バッジ)
        主人(ホスト役)Carroll(キャロル)
        Louis(ルイス)
        Susan(スーザン)

(4) F は 文法的に何話法でしょうか?(日本語で)

  答え:中間(描出)話法

(5) F the point at the end の意味は何でしょう?(日本語で)

  答え:おち

(6) F he hadn't been amused の後には何が省略されているでしょう?
  (英語で)

  答え:by Carroll

【解説】

【英文の種類】エッセイ(随筆)

書き手の随想(思ったこと・感じたこと・考えたこと)を思うがままに
書き記した文章

【小説・物語文(ストーリー)読解の鉄則】
 
 1 人物チェック! who(だれ) 
 2 場面チェック! when(いつ), where(どこ) 
 3 展開チェック! what(何)  
             Why?(なぜ) How?(どのように)  
 
 小説・物語(ストーリー)は人物を中心に場面&話が展開する! 

      特に主人公の心理表現に注意する!
 
 3つの順序を考慮して読むこと!

  1 Time    (時間) 始めから終りまでの出来事を列挙する
  2 Place   (場所) 目的地への説明など
  3 Sequence (論理) 順序や配列を示す一連の表現
 

 (注) これは、論説文、評論文、エッセイ(随筆)でも大切な考え方です!

(注)日本語訳は英語の語順に従って
   カタマリで原則的に左から右に訳して、
   同形反復は並列して解説しています


【 】は段落、○は英文の数です

[ヒント] 【1】A・Bのoneはjoke(冗談)です

【1】

@“Please God,”     【直接話法】
 「お願いだから 神様」

 she whispered to herself.
 彼女 ささやいた 〜へ 自分自身
 =who (=心の中でささやいた)

【読解鉄則】 話法 (narration)
 直接話法:直接表現が2つある場合は、“ ,” S said. “ .”  
                       → 
 (注)句読点に注意
  2文の間に、SVが挿入されます!


A“Don't let it be the one
      →   S´  → P´  
させないでください 状況のit もの  『どんな?』
           (=joke)

 このitは「状況のit」
 特に指すものはありません

【読解鉄則】 SV(=使役動詞)O
 第5文型 SVOは、O(目的語)とC(補語)に必ず
 S´→ P´(意味上の主語→述語)の関係がある!
 S let O V(原形不定詞)…「SはOにさせる」
   → S´→ P´


     the Englishman
     イングランド人 
      and

about  the Scotsman   in the railway carriage,
〜について スコットランド人 〜の中でか  客車
      and      
     the American
     アメリカ人

【読解鉄則】 A and B  同形反復(=共通構文)
 等位接続詞(and, but, orなど)を見つけたら、
 何と何(語と語、語句と語句、節と節、文と文)をつないでいるか?
 (注)比較対象は『 同種類(=カテゴリー)&文法上「同形反復」 』!
 (参考)同形反復は並列して解説しています


【読解鉄則】 非人称のit (Impersonal‘it’)・状況のit(Situation‘it’)
 @【時間】
  用例 What time is it? ―It is three.(何時ですか?3時です)
 A【天候】
  用例 It looks like rain. (雨になりそうだ)
 B【距離】
  用例 It is three miles from here.(ここから3マイルです)
 C【明暗】
  用例 It gets dark early at this time of the year.
     (1年の今頃は暗くなるのが早い)
 D【温度】
  用例 It was very cold and windy that morning.
     (その朝はたいへん寒くて風が強かった)
 E【事情】
  用例 There was nothing for it but to wait for her.
     (彼女を待つよりほかにしかたがなかった)
 F【構文】seem, appear, look, happenなどの動詞の主語として使われる
  用例 It seems that he is sleepy.(=He seems to be sleepy.)
     (彼は眠そうだ)
 状況のit(Situation‘it’)
 G【状況】話し手と聞き手にはわかっているその場の漠然とした状況を指す

  用例 Who is it? ―It’s me. (どなたですか? 私です)
  この英文は、Gです!

 
           the old lady
            老婆
 the one about    and    ,
           the parrot
  もの 〜について  オウム
 (=joke)

  nor
 ましてや〜ない

 the one about the couple
   もの 〜について カップル
  (=joke)

   arriving at the seaside hotel on their honeymoon night!
   到着した  海辺のホテル  ハネムーンの夜!
   ※ 形容詞句 前の名詞(the couple)を修飾(=説明)!

B I'll settle for any of the others,
 私 〜します よいとします いかなるもの その他のもの
  (=そのほかのものならなんでもよしとします)

 settle [動] レベル:2 英検:準2級以上の単語
      学校レベル:高校1年以上の水準
      TOEICR L&Rスコア:350点以上の単語
      大学入試:センター試験対策レベル
  【自動詞+前置詞 (for) 〜】
  〔不満足なものに〕同意する,〔…で〕よいとする,手を打つ 〔for〕.
  用例
  I want $20,000 for my car and I won't settle for less.
  車は 2 万ドルで売りたいと思っている, それ以下ならご免だ.
  Why should such a well‐educated man settle for being a butler?
  あんな学のある人がどうして召し使い頭などに甘んじているのだろう.

 but
 しかし

please, please merciful God,
どうか どうかお願いです  慈悲深き神様 

(Do) not (let it be) one of those three―
省略      省略
〜ない        ひとつ それら3つ
(=この3つだけはやめてください)
          

【読解鉄則】 省略
 省略は、一度出てきた語(句)の反復を避けるために起こる!
 省略が起こっている英文は、必ず省略語(句)を補って理解すること!


【読解鉄則】 A(ダッシュ)― 
 A(核心的内容)― B(具体的な内容) 
 (注)意外性や期待感を持たせた情報を追加する場合

 

I can't bear it.”
     →
私 〜できない 耐える それ」
(=我慢ができないのです) (=one of those three)

 【1】を読み終えた段階で、この英文の状況はほとんどわからないですね。

 このような最初が漠然とした英文は、読み進めるうちに
 次第に状況がわかってくるものです。
 手がかりを探し全体の内容理解につなげていきましょう。


【2】
@ Her husband Budge,
  彼女の夫   バッジ
          =who

 sitting opposite to her at the table,
 挿入
 座っている 〜の向かい側に 彼女 〜で テーブル
           =where

【読解鉄則】 , 挿入 ,  (コンマによる挿入)
 用法は、接続副詞挿入句・節を入れる!


 cleared his throat.
   →
 たんを取り除いた のど
(=咳払いをした)

A Her whole body became rigid at the sound.
 彼女の全体のからだ なった 硬直した 〜に その音
  (=彼女の全身はこわばった)

  彼女の夫 Budge の咳払いの音 ⇒ 妻の全身がこわばる

  咳払いは何かの合図なのでしょうね

B With a great effort
 M(文頭副詞)
 やっとの思いで

   took a cigarette
   V1
    →
   取る  タバコ
she  and        .
   lit it
   V2
    →
 彼女 火をつけた それ 
(=a cigarette)

 彼女は精神的も肉体的にも緊張しているようです

C Some of the general conversation died away
   いくつか 一般的な会話      次第に静まって

 into polite attentiveness.
 〜へ 礼儀正しい注意深さ
       ?

 the general conversation ⇒ polite attentiveness
  (一般的な会話)        (礼儀正しい注意深さ)

 一般的な会話がどのように変わっていったのでしょう?

 polite は相手の気持ちを思いやり,
 礼儀をわきまえている気持ちを表わすので、
 消極的に「失礼にならないような」の意にもなります


 コンテキスト(=前後関係)より
 「とりとめのない会話」から
 「相手の話に耳を傾ける配慮」に変わったのですね


  attentiveness [名] レベル:15
  (1) 油断しないこと、注意を払うこと、注意力
  (2) 〔相手に〕気を遣う[配る]こと
  用例 We appreciate your attentiveness
     to our requirements and quick responses.
     私たちの要求に対する配慮と素早い対応を感謝致します。

D She was aware, wretchedly aware,
      =       挿入
 彼女  気づいて 哀れなさまで 気づいて  『何に?』

 of the quick, resigned glance
 〜に 素早い あきらめたような眼差し

  that Louis exchanged ● with Susan.
     ルイス 交わした 〜と スーザン
     =who           =who
             (注)● 名詞の欠落!

【読解鉄則】 関係詞(=関係代名詞 or 関係副詞) 
 前の名詞(=先行詞)を 説明する節(=形容詞節)の先頭にくる語
 (注)関係代名詞が導く節内は、名詞の欠落(●)がおこる!


バッジが咳払いをしただけで、妻の彼女は全身をこわばらせ、
ルイスとスーザンの二人は素早くあきらめたような眼差しを
交わしたというのは、バッジの冗談はよほど退屈なのでしょう(笑い)

E She looked at her host Carroll,
                 同格
 彼女 目を向けた 〜に (客をもてなす)主人 キャロル
   (=見た)      =who

 leaning forward politely,
 体を乗り出し 前方に 礼儀正しく

 his good-looking face (being) blank.
                省略
    ハンサムな顔        ぽかんとした

【読解鉄則】 being (or having been)の省略
 分詞構文  M(副詞)付帯状況
 being (or having been) は、よく省略される!


 この英文の状況は、

 場面:パーティー 

 登場人物: 主人(ホスト役)Carroll(キャロル)
        彼女
        彼女の夫 Budge(バッジ)
        Louis(ルイス)
        Susan(スーザン)の5名

 ということがわかりました

F Carroll was kind;   【中間(描出)話法】 
 キャロル  = 親切な

  

【読解鉄則】 A;(セミコロン) 
 ;(セミコロン) ,(カンマ)よりも大きな分離を示す
 独立した2つの節を結び付け、関連性を強調する
 A;(セミコロン)
B「具体的説明」
 (注) の内容は密接な関係がある!

   

Carroll understood;
 キャロル わかっていた

his manners were dictated by his heart―
  彼の態度  = 指令されて 〜によって 彼の心

   

【読解鉄則】 A(ダッシュ)― 
 A(核心的内容)― B(具体的な内容) 
 (注)意外性や期待感を持たせた情報を追加する場合

 

he wouldn't hurt Budge's feelings for the world;
        →
彼 〜ないだろう 傷つける バッジの気持ち 絶対に
(=Carroll)

 

【読解鉄則】 A;(セミコロン) 
 ;(セミコロン) ,(カンマ)よりも大きな分離を示す
 独立した2つの節を結び付け、関連性を強調する
 A;(セミコロン)
B「具体的説明」
 (注) の内容は密接な関係がある!

  

       listen appreciatively
       耳を傾ける 感謝して
he would  and            ,
       laugh at the right moments
彼 〜だろう 笑う 〜で 良いタイミング
(=Carroll)

 saving his loudest, most convincing laugh
 取っておく 最も大声で 最もなるほどと思わせる笑い

 for the point at the end,
 〜のために 核心  最後の
   (=冗談や落語のおち)

 and

Budge would never know,  →レポート文
             →
バッジ 〜だろう 決して〜ない 知る    『何を?』
     (=決してわからないだろう)

never remotely suspect for an instant, →レポート文
            →
 決して〜ない 全然 うすうす気づく ほんのつかの間  『何を?』
 (=ほんのつかの間でも、うすうす気づくことはない(だろう)

【読解鉄則】 レポート文 
筆者の思考、発言の内容をthat節・wh節・if節(=名詞節)などで表現する文!
(参考)「節」とは大きな文の一部として使われる「文」のこと。


     remotely [副] レベル:12 英検:1級以上の単語
     (1) 遠く(離れて).
     (2) 関係が薄く.
      用例 be remotely related 関係が薄い.
     (3) [しばしば否定文で] およそ[全然](…でない).
      用例 He isn't even remotely serious.
         彼は全くまじめではない.


that he hadn't been amused (by Budge).
               
  彼 ずっと〜ない 楽しむ (〜によって バッジ)
  (=Carroll) (=ずっと楽しんでいなかった)

 自分の話にキャロルがずっと楽しんでいなかったことに、
 夫であるバッジは決してわからないでしょうし、
 ほんのつかの間でも、うすうす気づくことはないだろう


【読解鉄則】話法 (narration)
 中間話法(描出話法):直接話法でも間接話法でもない中間的な話法

 (参考)小説や随筆に現れる作者の心理描写の手法、修辞法のひとつ!
 ☆2つのパターン
 (1)伝達動詞がある場合

    How does a fish get air? You will ask.
    (どのようにして魚は空気を手に入れるのだろう? あなたはたずねるだろう。
 (2)伝達動詞がない場合 (=描出話法)
     At midnight there was a light tap on her door.
    Who could it be?
    She began to feel uneasy, for she was sure
    there was no one else in the house.   
    (真夜中に彼女の家のドアを軽くたたく音が聞こえた。
     誰だろう?彼女は不安を感じはじめた。というのは、
     家の中には他には誰もいないことは確かだったから。
)  
  ※この英文では(1)のパターンです!

以上で、英文読解【応用編】[11回シリーズ] 《11》【解説】を終わります (^.^)

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2022年08月16日

英文読解【応用編】[11回シリーズ] 《11》

英文読解【応用編】[11回シリーズ] 《11》

今回は風俗喜劇

著者のNoel Coward(ノエル・カワード)は
20世紀、イリギスの俳優・作家・脚本家・演出家です

Noel Coward Collected Short Stories.jpg

【方法】

@ 英文を数回読んで、英文全体の論旨や雰囲気をつかんで
  いくつかの質問に答えましょう!

  なお、この英文を1度読んで内容が理解できる人は
  めっちゃ読解力があると思います(笑い)

A 英文が隅々まで、文法的にも内容的にも
  理解できているかを10段階で自己診断しましょう!

  〈例〉完璧に読めたら【自己診断】10/10
     半分ぐらいなら【自己診断】 5/10

B 【解説】を参考に、

 「なぜ、英文が正しく読めなくなったのか?」

 その理由をつかみましょう!


【 】は段落、○は英文の数です

[ヒント] 【1】A・Bのoneはjoke(冗談)です

【1】
@“Please God,” she whispered to herself.

A“Don't let it be the one about the Englishman and the Scotsman and the American in the railway carriage, nor the one about the old lady and the parrot, nor the one about the couple arriving at the seaside hotel on their honeymoon night!

B I'll settle for any of the others, but please, please merciful God, not one of those three―I can't bear it.”

【2】
@ Her husband Budge, sitting opposite to her at the table, cleared his throat.

A Her whole body became rigid at the sound.

B With a great effort she took a cigarette and lit it.

C Some of the general conversation died away into polite attentiveness.

D She was aware, wretchedly aware, of the quick, resigned glance that Louis exchanged with Susan.

E She looked at her host Carroll, leaning forward politely, his good-looking face blank.

F Carroll was kind; Carroll understood; his manners were dictated by his heart―he wouldn't hurt Budge's feelings for the world; he would listen appreciatively and laugh at the right moments, saving his loudest, most convincing laugh for the point at the end, and Budge would never know, never remotely suspect for an instant, that he hadn't been amused.

[出典 Noel Coward(1899-1973)短篇‘Stop Me If You've Heard It’(Star Quality, Doubleday, 1951) 冒頭より]


【質問】

(1) 【1】A itは 文法的に何のitでしょう? (日本語で)

  答え:

(2) 【2】D resigned glance の意味は何でしょう?(日本語で)

  答え:

  このことから、Budge(バッジ)の話はどのように感じるものと
  推測できますか?(日本語で)

  答え:

(3) この英文の場面(A)は何でしょう? 
  また 登場人物(B) は誰でしょう?(日本語で)

  答え:(A)

      (B)

(4) F は 文法的に何話法でしょうか?(日本語で)

  答え:

(5) F the point at the end の意味は何でしょう?(日本語で)

  答え:

(6) F he hadn't been amused の後には何が省略されているでしょう?
  (英語で)

  答え:


【自己診断】 /10

さて、どうでしたか?

次回【解説】を紹介します  (^.^)

【追伸で〜す】

英文読解【応用編】[11回シリーズ] 《11》【解説】鉛筆.gif
8月20日(土曜日)の予定です


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2022年08月13日

英文読解【応用編】[11回シリーズ] 《10》【解説】

英文読解【応用編】[11回シリーズ] 《10》【解説】

今回はエッセイ

読み始めてもどんな話なのか
わかりにくい文章があります60.gif

今回のテーマはthe bet「賭け」キラキラ.gif
どんな「賭け」なのか?
その内容を正しく理解していくことが大切です337.gif

【質問】の解答

(1) 【1】より、「賭け」の内容はどのようなものだったのでしょうか?
  (日本語で)

  答え:自己中心でひとりよがりの富豪の婦人を説得して
      美しい花の根を少し分けてもらうこと。

(2) 【2】「賭け」の 仕掛け人(A)と実行グループ(B)は誰でしょう?
  また賭け金はいくら(C)でしょう?(日本語で)

  答え: (A) 相互に関係のあるひとりの友人

       (B) 私が滞在させてもらっている友人2名(夫婦)と私の3名

       (C)1シリング
 
(3) 【3】the campaign の意味は何でしょう?(日本語で)

  答え:戦闘

(4) 【4】A do【代動詞】は何を指しているでしょう? (英語で)

  答え:grow almost automatically

(5) 【5】how it would do with us? なぜ would(助動詞の過去形)が
  使われているのでしょう?(日本語で)

  答え:【仮定法】だから。

     do【代動詞】は、何の単語の言い換えでしょう? (英語で)

  答え:grow

(6) 【7】It は、具体的にはどのようなことでしょう? (日本語で)

  答え:粘土の土壌で育ててみること

【解説】

(注)日本語訳は英語の語順に従って
   カタマリで原則的に左から右に訳して、
   同形反復は並列して解説しています


【 】は段落、○は英文の数です

【1】

@ The bet was that
   駆け  = 

               self-centred
               自己中心の 
we could not induce a   and     lady of great wealth
               complacent
                      S´
私たち 〜できない 説いて〜させる ひとりよがりの婦人  富豪の
「人々一般」

 to part with a few roots of a pretty blue flower
 →P´
  手放す   少しの根   美しい青い花
 (=少し根分けしてもらう)

 which ● was running wild beneath her trees.
      どんどんはびこっている 〜の下で 樹々
  (注)● 名詞の欠落!

【読解鉄則】SVO to V [行動促進型]
 第5文型 SVO to V は、O(目的語)と to V に必ず 
 S´→ P´(意味上の主語→述語)の関係がある!
 S induce O to V 「SはOを[勧誘・説いて・勧めて]させる」
    →  S´→ P´

 to V(to 不定詞)のイメージ:「(これから)〜すること」
 (参考)to は「→」(=矢印『指し示す』)


【読解鉄則】 関係詞(=関係代名詞 or 関係副詞) 
 前の名詞(=先行詞)を 説明する節(=形容詞節)の先頭にくる語
 (注)関係代名詞が導く節内は、名詞の欠落(●)がおこる!


A If you had ever met Mrs. Meridian  【仮定法】
 M(文頭副詞)
 もし〜だったなら あなた 会ったことがある メリディアン夫人 
                =who

you would understand  →レポート文
        →
あなた 〜だろう 理解する  
「人々一般」

why no one had the pluck to ask her for it direct■.
【理由】 
なぜ 誰も〜ない もつ 勇気 求める 彼女 それ 直接に
             (=Mrs. Meridian) (=前文の内容)
             (注)■ もともと副詞があった場所!
 
 pluck [名] レベル:6 英検:準1級以上の単語
       学校レベル:大学以上の水準
       TOEICR L&Rスコア:730点以上の単語 
       大学入試:難関大対策レベル
  (1) [a pluck] (急に)引くこと.
    用例 give a pluck (at…) (…を)ぐいと引く.
  (2) [U](不可算名詞)勇気,元気.
  (3) [U](不可算名詞) (動物の)臓物

【読解鉄則】 分離動詞句 他動詞 A+前置詞+
 S ask A for  「SはA<人>にB<モノ・コト>を求める」
     【獲得・追求・期待の対象】 
 Sが力をAに及ぼしてBの方へ向かうイメージ!


【読解鉄則】 ミックス仮定法=事実に反することを述べる法!(=反実仮想)
 条件節(=if節内)は、had+Vp.p. [過去完了形](「過去」の事を述べる場合)
 帰結節(=主節)は、S 助動詞の過去形+V(動詞の原形)…(「現在」の事を述べる場合)
 (参考)この場合「過去形」は現実との「距離感」を示します!


【読解鉄則】 レポート文 
 筆者の思考、発言の内容をthat節・wh節・if節(=名詞節)などで表現する文!
 (参考)「節」とは大きな文の一部として使われる「文」のこと。


 「賭け」の内容は、自己中心でひとりよがりの富豪の婦人を説得して
  美しい花の根を少し分けてもらうこと

【2】

@ The attacking party were
     攻撃隊      =     

 the friends (that) I was staying with ●
         省略
    友人     私 滞在している                   
  and            (注)● 名詞の欠落! .

  myself
  私自身
  =who 

【読解鉄則】 関係代名詞の目的格の省略
  関係代名詞の目的格(which, whom, that)はよく省略される!
 名詞 + [(that) S(名詞) V ●…](=形容詞節)イメージする!
       省略         (注) ● 名詞の欠落!


【読解鉄則】 A and B  同形反復(=共通構文)
 等位接続詞(and, but, orなど)を見つけたら、
 何と何(語と語、語句と語句、節と節、文と文)をつないでいるか?
 (注)比較対象は『 同種類(=カテゴリー)&文法上「同形反復」 』!
 (参考)同形反復は並列して解説しています


 この文から the attacking party = the friends and myself

A              Father
              「父」
Let me call my friends   and     .
              Mother
→ S´→P´    S´     →P´
 させてください 私 呼ぶ 私の友人 「母」

【読解鉄則】 SV(=使役動詞)O
 第5文型 SVOは、O(目的語)とC(補語)に必ず
 S´→ P´(意味上の主語→述語)の関係がある!
 S let O V(原形不定詞)…「SはOにさせる」
   → S´→ P´


【読解鉄則】 SVO
 第5文型 SVOは、O(目的語)とC(補語)に必ず 
 S´→ P´(意味上の主語→述語)の関係がある!
 S call O [名詞]  「SはOをと呼ぶ」
   → S´→ P´


  この文から my friends = Father and Mother

B A mutual friend had made the wager with us
             →
 相互に関係のある友人 していた 賭け 〜と 私たち
   =who         (=betの言い換え)

 【読解鉄則】 S had Vp.p.(=動詞の過去分詞)  
 【過去完了形】のイメージ
 「(過去の前の動作、状態が) 過去に迫る!」
 「Sは〜してしまった・〜していた」 
 (注) Vp.p.(過去分詞)には、「過去」の意味はない!
 
  (参考) Vp.p.=『受身・完了分詞』

  この英文は、過去完了形 
  【1】@ the bet(賭け)についての補足説明です。
  a wagerでなくthe wagerとなっていることにも注意しましょう


  and                    .

 the sum at stake was a shilling
 賞金 賭けられて  = 1シリング

 この文より

 仕掛け人(A)は、
 「相互に関係のあるひとりの友人」

 実行グループ(B)は
 「私が滞在させてもらっている友人2名(夫婦)と私の3名」

 賭け金(C)は「1シリング」ということになります

 この文のように読み始めて
 最初は何の話なのかが
 分かりにくい文章もあります。

 英文が正確に読めるようになるためにも
 [状況]を把握していきましょう。


 次の【3】からは、
 手強いMrs. Meridian(メリディアン夫人)への攻撃が始まります(笑い)

【3】

@‘What a charming plant!’  【感嘆文】
  感嘆詞
 「何と〜だろう すてきな花!」

【読解鉄則】 配置転換ルール  【感嘆文】 
 話者の「感情・意図」がある


 said Father,
  →
 言った 「父」

 opening the campaign.
 始めた      戦闘

     ×「運動・キャンペーン」はダメ! 

 the campaignの意味は
 コンテキスト(=前後関係)より
 the attacking party(攻撃隊)が始めたことなので
 「戦闘」という意味です

【読解鉄則】 extra information(=追加、補足情報)
 SV…, Ving…(付帯状況の分詞構文) 
 文が終わる ⇒ Ving…「〜して、〜しながら」 
 (注) SV…(主文)の追加及び補足説明をあらわす!  
 (参考)VingのS´(意味上の主語)は、必ず主文のSと一致する!


A‘I can't remember ever seeing it before.
        →
 「私 〜できない 思い出す これまで 見たこと それ 以前
                 (=a charming plant)

 Father 「父」の戦略は、褒め殺し作戦ですね(笑い)

B Is it difficult to grow ●?’
  = それ 難しい 育てる?
  (=a charming plant)     (注)● もともと名詞があった場所!

  (参考) Is it difficult to grow it?.
        仮S      真S 

   【読解鉄則】 to V(不定詞)副詞用法「限定」 形容詞を修飾
    用例 This computer is easy to use ●.
        (このコンピューターは使いやすい)  
                    (注)● もともと名詞があった場所!
    (参考) It is easy to use this computer.
         仮S     真S 
     【この構文で使われる主な形容詞】
     difficult hard 「難しい」     easy「易しい」
     impossible    「不可能な」   dangerous 「危険な」


【4】

@‘It grows almost automatically,’
 「それ 育つ ほとんど 自動的に」
 (=a charming plant)
(=ほとんどひとりでに育つのですよ)

 said Mrs. Meridian.
  →
 言った メリディアン夫人

A‘But then
 「それにしても 
  
 ×「しかし、それから」はダメ! 

 so many of my flowers do.
 そんなに多くのもの 私の花 している
             【代動詞】(=grow almost automatically)
 (=だいたいの花はそんな風に育つのですよ)

【読解鉄則】 代動詞
 代動詞(do, does, did, done)はどのような動作・状態を指すのかを
 必ず文中の英語でチェックすること!


B I don't know   →レポート文
       →
  私 わからない 

 what there is ● about me
     M(誘導副詞)
  何   ある 〜のまわり 私
           (注)● もともと名詞があった場所!

     shrubs
     灌木(かんぼく)
 that  and    so love ●,
     plants
     草花  とても 愛する
           (注)● 名詞の欠落!

 but          .’
 しかし

 there must be something
 M(誘導副詞) 違いない ある 何か」

 (=こんなに灌木(かんぼく)や草花に愛されるのか、
   私自身ではわからないけれど、
   私には何か魅力があるのでしょうね)

【5】

@‘I wonder  →レポート文 【直接法】
    → 
 「〜かしら 

 how it would do ■ with us?’ 【仮定法】
 【状態】 
 どのように それ 〜だろう する 一緒に 私たち
                   【代動詞】
  (=a charming plant) (=growの言い換え)
 (=その草花は、私たちのところならどうなるのでしょうかしら?)
                (注)■ もともと副詞があった場所!

 (注)くれぐれも do with 〜【他動詞+前置詞〜】と違います
     [疑問代名詞 what を目的語として] (どのように)〜を処置する.

    用例 What did you do with my book? 私の本をどうしましたか.

 said Mother.
  →
 言った 「母」

 how it would do with us? 

 助動詞の過去形(would)が使われているのは【仮定法】だから。

 if節「もし私たちが育てることがあれば」は省略されていますが、
 あくまで仮定の話です
 
 もしwillを使って

 how it will do with us?

 となれば、私たちも実現する可能性があるということになり
 メリディアン夫人の顔色は一瞬で変わるでしょう(笑い)

【読解鉄則】 法 (mood)
 話し手の心的態度を示す動詞の形!(=動詞の使い方に表れた“気分”)
 つまり、話者が物事をどう見ているのか?

                   【動詞の形】
 @ 命令法  時表現がない  動詞の原形       
   Work hard!      (一生懸命に働きなさい)
   Be kind to others. (他人に親切にしなさい)
   話者の要求・命令などをあらわす。表現内容は【非事実】!
 A 直接法  時表現がある  現在(現在形)・過去(過去形)   
   You are kind to others. (あなたは他人に親切です)
   He works hard.       (彼は一生懸命に働く)
   話者は、表現内容を【事実】としてとらえている!【現実の世界】
 B 仮定法 
   If he worked hard, he would succeed.
   (もし一生懸命に働いたら、彼は成功するだろうに)
   I wish you were kind to others.
   (あなたが他人に親切であればいいのに)
   話者の仮定、願望をあらわす。表現内容は【反事実】!【空想の世界】

 さて、その疑問にメリディアン夫人はどのように答えているでしょう?

【6】

@‘Let me see,’
 「そうざんすね」

said Mrs. Meridian ―
 →
言った メリディアン夫人

 

【読解鉄則】 A(ダッシュ)― 
 A(核心的内容)― B(具体的な内容) 
 (注)意外性や期待感を持たせた情報を追加する場合

 

 ‘What is your soil?
 「何    あなたの土?

A (It is) Clay, isn't it?
  省略
 (それ) 粘土 ですよね?
 (=Your soil)

B I shouldn't think (that)  →レポート文
          →  省略
 私  〜したい 〜ない 思う

 it would do at all.
 それ 〜だろう する まったく
  (=a charming plant)  (=growの言い換え)

 (=それじゃとても育たないと存じますわ)

【読解鉄則】 転移否定
 I don’t think  <(that) ・・・>.「私は ・・・でないと思う」
       →
  主節      従属節
 主節 thinkの動詞が否定されているが、
 
意味的には従属節の内容が否定される!
 (参考)否定語(not)を前に置くことで 「従属節の否定の内容を緩和する」働き!


 【婉曲のshould】 [I should として話者の意見・感情を婉曲に表現して]
   (私としては)…したいが,(私なら)…するところだが
 【用法】「もし私があなたなら」「もし聞かれたら」「もし勧められたら」などの条件を
      言外に含んだ表現で,would が用いられることがある

  用例 He's over fifty, I should think.
     彼は 50 歳は過ぎていると思いますが

 この英文では、I thinkの場合とは違って、
 断定をさけて婉曲的に表現していますが
 従属節に 否定を強調する at all があるので、
 丁寧な応対というよりは、いんぎん無礼な返答です(笑い)

C Mine is sandy loam.
 わたしのもの = 砂質のローム土
 (=My soil)

D I doubt →レポート文
    →
 私 疑う 

 if there's a better soil (than my soil) in the country.’
 〜かどうか M(誘導副詞)
    ある より良い土      省略 〜の中で 国

 (=この国でもっと良い土があるなんて思えないざますわ)

 メリディアン夫人は、自分の庭の土がこの国で最高の土だと
 おっしゃっているのですね(笑い)

 さて、攻撃隊のもうひとりの友人「父」はどう攻撃するでしょう?

【7】

@‘It would be an interesting experiment,’
 仮S  
 「それ 〜だろう 興味深い実験」
   ?

 コンテキスト(=前後関係)より

 to do on the clay
 真S 
  育てる 〜の上で 粘土
  (=grow) 
 (=粘土の土壌で育ててみること)

 が省略されています

 Itは「粘土の土壌で育ててみること」

 この文は「粘土で育ててみても興味深い実験になるでしょう」

 もちろん would(助動詞の過去形)を使って丁寧に表現しています

【読解鉄則】 end weight
 長い主語[S]は、it [仮S=仮主語(形式主語)] に置き換えて、
 文の後に置く[真S=真の主語]!


 said Father.
  →
 言った 「父」

A‘One never knows  →レポート文
         →
 「人 決して〜ない 知る
 「人々一般」(=決してわからない)

 what a flower will do ■ till you try.’
 [副]
 どの程度 花 〜だろう 育つ 〜まで あなた 試みる」
           (=grow)  「人々一般」
          (注)■ もともと副詞があった場所!

 「人々一般」をあらわす人称代名詞 oneを使って一般論を述べています
 one は、we, youと違って高尚な表現で、あらたまった感じを与えたり、
 気取った印象を与えることがあります。


 Father 「父」は、 oneで始めたので 
 従属節も till one triesとなるべきですが
 till you tryとなっています

 Father 「父」も気取った言い方が苦手なので、youを使ったのですね

(=花は実際に育ててみないと、
  どのようになるのかはわからないものですよね)

【読解鉄則】「人々一般」をあらわす人称代名詞
  (1) you 最も広く「人々一般」をあらわす語
    you(あなた)という意味から「話し手自身を含まない」と
    考えてしまいそうですが、「話し手を含めた人々一般」
    あらわしています

    You need a visa to travel to foreign countries.
      (外国へ旅行するにはビザが必要です)

  (2) we 自分たちで組織を作る感覚
    文章などで書き手がI(私)と言うべきところを
     weと表現することがありますが「仲間意識」に訴えています

    We shall fight terrorism all the way.
      (私たちは断固としてテロと戦ってゆく)

  (3) they 話し手自身を含まない「人々一般」
    「〜と言われている・みんな(世間)は〜と言っている」のように
    人々一般の内容をあらわしている表現です

    They say life begins at 40.
       (人生は40歳から始まると言われます)

  (4) people 少しさめた言い方
    話し手自身を含まないのはもちろんですが、
    人々を「自分から離れたもの」としてとらえた観察目線です

    People always want what they cannot have.
      (人はいつも手に入れられないものを欲しがる)

  (5) one 日常会話ではかなりまれ
    ほかのyou, weと比べるとはるかに高尚な言い方。
    もちろんこのoneは数字の「1」とつながりが感じられます。
    any one person(どんな人も)ということ。

    One should never take love for granted.
      (人は決して愛を当たり前のものとして考えるべきではない)


 くれぐれもwhatは疑問代名詞ではないですよ
 疑問副詞です

 what [副] どの程度,どのくらい.
 用例 What does it matter? どうってことがあるもんか.
    What does it profit him? どれほどそれが彼の得になるのか.
    What do you care about it?
    (そんなこと)君のかまう[知った]ことではない, 大きなお世話だ

以上で、英文読解【応用編】[11回シリーズ] 《10》【解説】を終わります (^.^)

【追伸で〜す】

英文読解【応用編】[11回シリーズ] 《11》鉛筆.gif
次回、8月16日(火曜日)紹介予定です

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2022年08月09日

英文読解【応用編】[11回シリーズ] 《10》

英文読解【応用編】[11回シリーズ] 《10》

今回はエッセイ

Methuen's Library of Humour(メスアンのユーモア図書館)より

Methuen's Library of Humour.jpg

イギリスのジャーナリスト
E. V. Lucas(エドワード・ベロール・ルーカス)の作品です337.gif

【方法】

@ 英文を数回読んで、英文全体の論旨や雰囲気をつかんで
  いくつかの質問に答えましょう!

  なお、この英文を1度読んで内容が理解できる人は
  めっちゃ読解力があると思います(笑い)

A 英文が隅々まで、文法的にも内容的にも
  理解できているかを10段階で自己診断しましょう!

  〈例〉完璧に読めたら【自己診断】10/10
     半分ぐらいなら【自己診断】 5/10

B 【解説】を参考に、

 「なぜ、英文が正しく読めなくなったのか?」

 その理由をつかみましょう!

【 】は段落、○は英文の数です

【1】
@ The bet was that we could not induce a self-centred and complacent lady of great wealth to part with a few roots of a pretty blue flower which was running wild beneath her trees.

A If you had ever met Mrs. Meridian you would understand why no one had the pluck to ask her for it direct.

【2】
@ The attacking party were the friends I was staying with and myself.

A Let me call my friends Father and Mother.

B A mutual friend had made the wager with us and the sum at stake was a shilling.

【3】
@‘What a charming plant!’ said Father, opening the campaign.

A‘I can't remember ever seeing it before.

B Is it difficult to grow?’

【4】
@‘It grows almost automatically,’ said Mrs. Meridian.

A‘But then so many of my flowers do.

B I don't know what there is about me that shrubs and plants so love, but there must be something.’

【5】
@‘I wonder how it would do with us?’ said Mother.

【6】
@‘Let me see,’ said Mrs. Meridian―‘What is your soil?

A Clay, isn't it?

B I shouldn't think it would do at all.

C Mine is sandy loam.

D I doubt if there's a better soil in the country.’

【7】
@‘It would be an interesting experiment,’ said Father.

A‘One never knows what a flower will do till you try.’

[出典 ‘Massed Attack’E. V. Lucas(1868-1938)Methuen's Library of Humour (Methuen, 1934) より]

【質問】

(1) 【1】より、「賭け」の内容はどのようなものだったのでしょうか? (日本語で)

  答え:

(2) 【2】「賭け」の 仕掛け人(A)と実行グループ(B)は誰でしょう?
     また賭け金はいくら(C)でしょう?(日本語で)

  答え: (A)  
  
       (B)

       (C)

(3) 【3】the campaign の意味は何でしょう?(日本語で)

  答え:

(4) 【4】A do【代動詞】は何を指しているでしょう? (英語で)

  答え:

(5) 【5】how it would do with us? なぜ would(助動詞の過去形)が使われているのでしょう?
    (日本語で)

  答え:

     do【代動詞】は、何の単語の言い換えでしょう? (英語で)

  答え:

(6) 【7】It は、具体的にはどのようなことでしょう? (日本語で)

  答え:


【自己診断】 /10

さて、どうでしたか?

次回【解説】を紹介します  (^.^)

【追伸で〜す】

英文読解【応用編】[11回シリーズ] 《10》【解説】鉛筆.gif
8月13日(土曜日)の予定です

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2022年08月06日

英文読解【応用編】[11回シリーズ] 《9》【解説】

英文読解【応用編】[11回シリーズ] 《9》【解説】

今回はエッセイ

論旨の展開はとても論理的で明確ですね。
ただし、語句や構文がやや難解な英文汗.gifがあるので
気をつけて読解していく必要があります337.gif

【質問】の解答

(1) @ for [等位接続詞] 以下を日本語に訳しましょう?(日本語で)

  答え:というのは、青春の輝きが消えて、寄る年波のために人生という
     喜劇において俳優よりも観客にならざるを得なくなる未来に、
     彼らは何を楽しみ生きるのだろうか、と考えてしまうからである。

(2) A but は、何の単語に言い換えることができるでしょう?(英語で)

  答え:only

(3) B affairs a strenuous activity. を省略語句を補って書き換えましょう?
  (英語で)

  答え:affairs demand a strenuous activity.

(4) 筆者は、中高年に向かない楽しみとして何をあげていますか?(日本語で)

  答え:@ 恋愛、A 愛情、B スポーツ、C 浮気(不倫)

(5) F all these men show at the card-table …は何と言われる文でしょう? 
  (日本語で)

  答え:倒置文

(6) men(S)の述語動詞(V)はどれしょうか?(英語で)

  答え:show と drop

(7) Gを日本語に訳しましょう? (日本語で)

  答え:ブリッジの三回勝負を数回やった後、その人についての性分が
     わからないほど、奥行きの深い人はほとんどいない。

【解説】

(注)日本語訳は英語の語順に従って
   カタマリで原則的に左から右に訳して、
   同形反復は並列して解説しています


@ There are people who ● have no head for cards.
 M(誘導副詞) いる 人々    苦手な 〜に対して トランプ
              (注)● 名詞の欠落! 【感情・趣味・適性などの対象】 
         新情報(New)
        =Theme(=テーマ)

【読解鉄則】There is S 構文 新情報(New)の導入 2つのパターン
 @ 筆者の主張をサポートする実例の提示、一般的な事実の確認
  (参考)for example「たとえば」、in fact 「実際」、
      indeed「実際」などの語を補って読んでいきましょう

 A 筆者の主張を提示 (注)however や butを伴う
   この英文はAのパターンです!


 head [名] レベル:1 英検:3級以上の単語
      学校レベル:中学以上の水準
      TOEICR L&Rスコア:220点以上の単語
 [単数形で] 生得の才,才能,能力 〔for〕.
 用例 He has a (good) head for math. 彼は数学の才がある.
     I have no [a bad] head for languages. 外国語は苦手だ.

【読解鉄則】 関係詞(=関係代名詞 or 関係副詞) 
 前の名詞(=先行詞)を 説明する節(=形容詞節)の先頭にくる語
 (注)関係代名詞が導く節内は、名詞の欠落(●)がおこる!


A It is impossible not to be sorry for them,
  仮S        真S  
   不可能な 〜ない 気の毒に思う 〜に対して 彼ら
  (=気の毒に思わざるを得ない)  【感情・趣味・適性などの対象】
                    (=people who have no head for cards)

【読解鉄則】 end weight
 長い主語[S]は、it [仮S=仮主語(形式主語)] に置き換えて、
 文の後に置く[真S=真の主語]!


for
〜というのは
[等位接続詞]

what, one asks oneself, can the future have ● to offer them
    挿入                     →    
何  人 尋ねる 自分自身 〜ありうる 未来  ある  提供する 彼ら
    「人々一般」     (=people who have no head for cards)
               ※ 形容詞句 前の名詞(この場合what)を修飾(=説明)!
                   (注)● もともと名詞があった場所!

  ×「未来は何を彼らに提供しなければならないだろうか?」はダメ!
   have to 〜構文「〜しなければならない」ではない!
 
  ○【直訳】未来は、彼らに提供するものは何がありうるだろうか? 
  〇【意訳】未来において、彼らは何を楽しみにして生きるのだろうか?

【読解鉄則】 , 挿入 ,  (コンマによる挿入)
 用法は、接続副詞挿入句・節を入れる!


   one asks oneselfはコンテキスト(=前後関係)より
   トランプが得意な筆者が、トランプが苦手な人に同情して
   あの人たちは大丈夫なのかと、疑問視している表現

    the glow of youth has departed
      輝き   青春 出発してしまって
    (=青春の輝きが消えてしまって)
when    and                     ?
    advancing years force them to be spectators
                    S´ → P´ 
 〜とき とりつつある年月  強いる  彼ら  観客
                 (=people who have no head for cards)
    S[原因]        OC[結果]
    (=寄る年波のために観客にならざるを得なくなる)
                          

【読解鉄則】SVO to V [行動促進型]
 第5文型 SVO to V は、O(目的語)と to V に必ず 
 S´→ P´(意味上の主語→述語)の関係がある!
 S force O to V  「SはOに〜することを強いる」
    → S´→ P

 to V(to 不定詞)のイメージ:「(これから)〜すること」
 (参考)to は「→」(=矢印『指し示す』)

 
【読解鉄則】 無生物主語構文!  
  lead O to V  「SはOに強いて〜させる
    → S´→ P´
 S[原因] ⇒ OC[結果] 論理=「因果関係」!

(参考)主語を副詞的に訳して「SのせいでOは〜せざるを得ない」

  advance [動] レベル:3 英検:準2級以上の単語
         学校レベル:高校2年以上の水準
         TOEICR L&Rスコア:470点以上の単語
         大学入試:センター試験対策レベル
 【自動詞】(1) 〈夜が〉更ける; 〈季節が〉深まる.
        用例 as (the) night advances 夜が更けるにつれて.
       (2) 〔+in+(代)名詞〕〔年を〕とる.
        用例 They were advancing in years.
            彼らは年をとってきていた.

rather than actors in the comedy of life
むしろ 〜より 俳優 〜の中で 喜劇 という 人生
                  【同格のof】        
         ※ 副詞句 前の動詞(force)を修飾(=説明)!

【読解鉄則】 A rather than  
 「A むしろ 〜より 
  (注)日本語訳は 「よりむしろ
 A: spectators
 B: actors
 比較構文は『共通点・類似点』を押さえる!(原則)
 (参考)対比表現は『差異』を押さえる! 
 (参考)Aとは『 同種類(=カテゴリー)&文法上「同形反復」 』!


  for以下の日本語例は

  というのは、青春の輝きが消えて、寄る年波のために人生という
  喜劇において俳優よりも観客にならざるを得なくなる未来に、
  彼らは何を楽しみ生きるのだろうか、と考えてしまうからである。

【読解鉄則】 英文の展開の原則!
 抽象[核心]的内容  ⇒ 具体的説明 
 (メインアイデア)   (サポート)


 B以降、具体的に話が展開します

B Love is for the young
 恋愛  = 〜のための 若者
    【利益・影響】
  and                        .
 affection is but a frigid solace to a pining heart
       = (=only)
  愛情 ほんの 冷淡な慰め 〜へ 思い焦がれる心

  frigid [形] レベル:11 英検:1級以上の単語
   (1) 〈気候など〉寒さが厳しい,極寒の.
   (2) 冷ややかな,冷淡な; よそよそしい,堅苦しい.
     用例 a frigid look ひどく愛想のない顔つき.
   (3) 〈女性が〉不感症の

  solace [名] レベル:11 英検:1級以上の単語
   (1) [U](不可算名詞)慰め,慰安
     用例 find [take] solace in… …を慰めとする.
   (2) [C](可算名詞)慰めになるもの

  pine [動] レベル:4 英検:2級以上の単語
       学校レベル:高校3年以上の水準
       TOEICR L&Rスコア:470点以上の単語大学入試:
  (1) 【自動詞】
   〔…に〕思いこがれる,〔…を〕恋い慕う 〔for,after〕.
    用例 They were pining for their homes.
       彼らはしきりに家を恋しがっていた.
   〈…することを〉切望する 〈to do〉.
    用例 He pined to see his wife and children.
       彼は妻子に会いたいと切望した.
  (2) やつれる 〈away〉

C Sport demands physical vigor
        →
 スポーツ 必要とする 肉体的な力
           (=体力)
           
   and                 .
 affairs (demand) a strenuous activity
       省略
 浮気(=不倫)(必要とする)  奮闘的な活動

  ×affairs「仕事、実務」はダメ! 

 【読解鉄則】 A and B  同形反復(=共通構文)
  等位接続詞(and, but, orなど)を見つけたら、
  何と何(語と語、語句と語句、節と節、文と文)をつないでいるか?
 (注)比較対象は『 同種類(=カテゴリー)&文法上「同形反復」 』!
  (参考)同形反復は並列して解説しています


 【読解鉄則】 省略
  省略は、一度出てきた語(句)の反復を避けるために起こる!
  省略が起こっている英文は、必ず省略語(句)を補って理解すること!


  strenuous [形] レベル:10 英検:1級以上の単語
          学校レベル:大学院以上の水準
    (1) 〈人が〉奮闘的な; 熱心な.
    (2) 〈仕事・行為など〉奮闘を要する.
      用例 make strenuous efforts 奮闘する, 大いに骨折る

 筆者は、中高年に向かない楽しみとして、
 @恋愛、A愛情、Bスポーツ、C浮気(不倫)(笑い)をあげています

D To have learnt to play a good game of bridge is the safest insurance
 できるようになること する 上手なゲーム ブリッジ  = 最も安全な保障

 against the tedium of old age.
 〜に備える  退屈さ   老齢

 =Main Idea(=筆者の主張)

 筆者は、ブリッジが上手くできるようになることが、老齢の退屈さに備える
 最も安全な保障だと主張しています

 Eからは、その理由が具体的に述べられることが予想されます

E The student of human nature can find endless matter for observation
                         →
   学生    人間性 〜できる 見つける 終わりのない事柄 〜にとって 観察
  (=人間性を学ぶ者)                     【利益・影響】

in the behavior of his fellow card-players.
〜の中で  行為  同士 トランプをする人

F Meanness
  けち 
  and    ,
 generosity
  寛容さ 

 prudence
  慎重さ 
  and   ,
 audacity
  大胆さ 

 courage
  度胸 
  and   ,
 timidity
  臆病 

 weakness
  弱気
  and   ;
 strength
  強気

  

【読解鉄則】 A;(セミコロン) 
 ;(セミコロン) ,(カンマ)よりも大きな分離を示す
 独立した2つの節を結び付け、関連性を強調する
 A;(セミコロン)
B「具体的説明」
 (注) の内容は密接な関係がある!

  

all these men show ● at the card-table  【倒置文】
  同格
 O    S   V1→
すべて これら 人 見せる 〜で トランプ台

according to their natures,
〜に従って  自分たちの本性

【読解鉄則】O(目的語)SVの倒置文 Oが主題であるときの役割 2つのパターン
 @ 対比の明確化
 A 名詞要素の*前景化
  *たくさんの要素がある中で、ある要素だけを際立たせる働き
   訳語は「中でも・特に・とりわけ」
    ※ この英文は、Aのパターンです!


【読解鉄則】 同格 
 名詞(相当語句)に、他の名詞(相当語句)を並べて説明するとき、
 この2つの名詞は互いに同格(Apposition)の関係であるといいます!
  名詞, 名詞  (注) 間に,(コンマ)を入れることが多い!
  (注)後ろは『説明』!


 and

 because they are intent upon the game
 なぜなら 彼ら 夢中の  〜に ゲーム
      (=men)

 drop the mask (that) they wear ● in the ordinary affairs of life.
 V2 →      省略
 落とす  仮面    彼ら 身に着けている 日常のありふれた出来事 生活
 (=日常生活でかぶっている仮面を外す)
             (=men) (注)● 名詞の欠落!

 【読解鉄則】 関係詞(=関係代名詞 or 関係副詞) 
  前の名詞(=先行詞)を 説明する節(=形容詞節)の先頭にくる語
 (注)関係代名詞が導く節内は、名詞の欠落(●)がおこる!


 【読解鉄則】 A and B  同形反復(=共通構文)
  等位接続詞(and, but, orなど)を見つけたら、
  何と何(語と語、語句と語句、節と節、文と文)をつないでいるか?
 (注)比較対象は『 同種類(=カテゴリー)&文法上「同形反復」 』!
  (参考)同形反復は並列して解説しています


  英文を正しく理解するには、特に、
 文と文、節と節の関係に注目することが大切です


G Few are so deep that
 ほとんど〜ない  = 深い 
   『そんなに〜』 『どんなに?』

 you do not know the essential facts about them
 あなたたち 〜ない 知る 本質的な事実 〜に関して 彼ら  
 「人々一般」 (=知らない)            (=men)

after a few rubbers of bridge.
〜の後  数回の三番勝負   ブリッジ

  rubber [名] レベル:2 英検:準2級以上の単語
        学校レベル:高校1年以上の水準
        TOEICR L&Rスコア:350点以上の単語
        大学入試:センター試験対策レベル
   [C](可算名詞)【トランプ】 (ブリッジ・クリケットなどの)三番勝負.
     用例 have [play] a rubber of bridge ブリッジの三回勝負をする.
         We lost the rubber 2 to 1.
         私たちは三番勝負を 2 対 1 で負けた.

【読解鉄則】  so [such] 〜 that−  構文
 so [such] 〜      that −
 そんなに〜       どんなに-
 核心的内容   ⇒  具体的説明 
 「情報予告」
      「情報展開」

 よく登場する「so 〜 that…構文」ですが、
 主節が否定文(=否定表現)のときは間違いやすいので注意が必要です


 例えば
 He is not so busy that he can’t go for a walk now and then.

 左から右に単純に考えて
 ×「彼はそんなに忙しくないので、時折散歩に行くことができない」はダメ! 

 〇「彼は時折散歩に行くことができないほど、忙しいことはない」
 ○「彼は忙しいが、時折散歩に行くことができる時間はある」

 この英文の主節は 

 Few are so deep
 奥行きの深い人はほとんどいない。

 従属節(副詞節)は C「結果・程度」

 you do not know the essential facts about them
            (=their naturesの言い換え)
 彼らについて本質的な事実(=性分)がわからない

 after a few rubbers of bridge.
 数回のブリッジの三回勝負の後
(=ブリッジの三回勝負を数回やった後)

 なので

 日本語例

 ブリッジの三回勝負を数回やった後、その人についての性分が
 わからないほど、奥行きの深い人はほとんどいない

 となります

H The card-table is a very good school for the study of mankind.
    トランプ台   =  とても良い学校  〜のために 勉強   人間
                                 P´ ← O´
                         【利益・影響】   【名詞構文】
                                  【目的格のof 】
                         (=人間を勉強するために)

  【読解鉄則】 名詞構文(=名詞化変形)  3つのパターン!
  動詞または形容詞が名詞化されて文に組み込まれた構文


 パターン1 動詞 [自動詞]
        We hope for your quick recovery.  
                  S´  →   P´    
        (私たちはあなたがはやく良くなることを望んでいます)
         (参考) You (will) recover quickly.

         The relationship between men and technology changed
         with the passage of time.     
               P´ ←  S´ 
         (人間と技術の関係は、時が経つにつれて変わった)
          (参考)Time passes.
 パターン2 動詞 [他動詞]
        This poet is widely known for his deep love of nature.
                            S´     → P´ ← O´
          (この詩人は自然を深く愛していることで幅広く知られている) 
          (参考) He loves nature deeply.
 パターン3 形容詞
        Ken was disappointed at Jane’s absence from the party.
                         S´    → P´    M´
          (ケンはジェーンがパーティーに欠席してがっかりした)
          (参考) Jane was absent from the party.

 [記号解説] S´→ P´(意味上の主語→述語)
        O´(意味上の目的語)
        M´(意味上の修飾語)
   (注) 名詞を述語的に考えて訳しましょう!
  (参考)この英文は パターン2 です!
 (^.^)

【追伸で〜す】

英文読解【応用編】[11回シリーズ] 《10》鉛筆.gif
次回、8月9日(火曜日)紹介予定です

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2022年08月02日

英文読解【応用編】[11回シリーズ] 《9》


英文読解【応用編】[11回シリーズ] 《9》

今回はエッセイ

著者は英文読解【応用編】[11回シリーズ] 《2》でも紹介した
Somerset Maugham(サマセット・モーム)228.gif

彼が旅の時に読むのに適する本として選んだ
英米短編集 Traveller's library83.gif

Traveller's Library.jpg

その序文を紹介します

【方法】

@ 英文を数回読んで、英文全体の論旨や雰囲気をつかんで
  いくつかの質問に答えましょう!

  なお、この英文を1度読んで内容が理解できる人は
  めっちゃ読解力があると思います(笑い)

A 英文が隅々まで、文法的にも内容的にも
  理解できているかを10段階で自己診断しましょう!

  〈例〉完璧に読めたら【自己診断】10/10
     半分ぐらいなら【自己診断】 5/10

B 【解説】を参考に、

 「なぜ、英文が正しく読めなくなったのか?」

 その理由をつかみましょう!

トランプ カード.jpg

@ There are people who have no head for cards.

A It is impossible not to be sorry for them, for what, one asks oneself, can the future have to offer them when the glow of youth has departed and advancing years force them to be spectators rather than actors in the comedy of life?

B Love is for the young and affection is but a frigid solace to a pining heart.

C Sport demands physical vigor and affairs a strenuous activity.

D To have learnt to play a good game of bridge is the safest insurance against the tedium of old age.

E The student of human nature can find endless matter for observation in the behavior of his fellow card-players.

F Meanness and generosity, prudence and audacity, courage and timidity, weakness and strength; all these men show at the card-table according to their natures, and because they are intent upon the game drop the mask they wear in the ordinary affairs of life.

G Few are so deep that you do not know the essential facts about them after a few rubbers of bridge.

H The card-table is a very good school for the study of mankind.

[出典 Samerset Maugham(1874-1965)Traveller's Library (1933) 序文より]

【質問】

(1) @ for [等位接続詞] 以下を日本語に訳しましょう?(日本語で)

  答え:

(2) A but は、何の単語に言い換えることができるでしょう?(英語で)

  答え:

(3) B affairs a strenuous activity. を省略語句を補って書き換えましょう?(英語で)

  答え:

(4) 筆者は、中高年に向かない楽しみとして何をあげていますか?(日本語で)

  答え:

(5) F all these men show at the card-table …は何と言われる文でしょう? (日本語で)

  答え:

(6) men(S)の述語動詞(V)はどれしょうか?(英語で)

  答え:

(7) Gを日本語に訳しましょう? (日本語で)

  答え:


【自己診断】 /10

さて、どうでしたか?

次回【解説】を紹介します  (^.^)

【追伸で〜す】

英文読解【応用編】[11回シリーズ] 《9》【解説】鉛筆.gif
8月6日(土曜日)の予定です

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