2021年03月24日

英語を学ぶ大原則! 基礎知識編 パート3 『機能語』 後編

 英語を学ぶ大原則! 
 基礎知識編 パート3は 『機能語』 後編
 
 英語の世界では"準動詞"と言われている

  to 不定詞
  Ving(動名詞、現在分詞)
  Vp.p.(過去分詞) 

 「難しそう」と
 思う人もいるかもしれませんが
 本質的な考えを学べば簡単ですぐ.gif

 5 to 不定詞  ※to V で表記します。

   to V =「これから起こること」
        「これから起こる可能性のあること」

 <例1> She wants to be an actress.

    「彼女→したいと思っている→(これから起こることは: to)→
     です → 一人の女優 」

     彼女が願っていることが最初で 
     これから起こること(可能性があること)が女優なのですね。

     この to V は「名詞用法」と言われます。

 <例2> He has many friends to help him.

    「彼→持っています→たくさんの友人→
    (これから起こることは: to)→ 助ける → 彼 」

     この to V は 前の名詞(friends)を修飾(説明)する
     「形容詞用法」と言われます。

 <例3> He went to the library to read books.

    「彼→行った→(to)→ その図書館 →
    (これから起こることは: to)→ 読む → 本本.gif

     この to V は 述語動詞 wentを修飾(説明)する
     「副詞用法」と言われます。

   でも、ネイティブスピーカーは
   「名詞用法」「形容詞用法」「副詞用法」なんて考えていません

   日本の学校文法ではどのような用法だろうと

   to V =「これから起こること」「これから起こる可能性のあること」
 
    このことしか考えていないのですね

 6 Ving

    Ving = 「すでにしていること」

 <例4> She is cooking dinner now.

    「彼女→いる→(すでにしていることは: Ving)→料理する→
     夕食→今 」

    「彼女は存在しているのですが、
     すでに料理を始めている 夕食 今」
  
     だから、今も目の前で料理をしているのですね。

     くれぐれも、進行形は「一時的な動作」を表わします

 <例5>  Look at the dog walking with that girl.

    「(あなた)目を向けなさい →(at)→ その犬 →
     (すでにしていることは: Ving)→ 歩いている→ (with)→ あの女の子 」

     学校文法では この walking with that girl は 
     現在分詞の形容詞用法って言って
     「後ろから前の名詞を修飾(=説明)する」なんて説明されますよね。

     でも、くれぐれも英語の理解は、語順通り
     名詞の後に準動詞がきたら
     「名詞の説明が始まる」ということです

 <例7> Walking along the street, I met one of my friends.

    「(すでにしていることは: Ving)歩く→(along)→ その通り
     私 → 会った → ひとり →(of)→ 私の友人 」

     学校文法で 文頭の Walking along the streetは
     分詞構文(分詞の副詞用法)と呼ばれます。

     大切なことは 前の文と後ろの文の相関関係ですね。

 <例8> I remember seeing her before.

    「私 → 覚えている →(すでにしていることは: Ving)会う → 彼女 → 以前 」

     学校文法では、この seeing her before は
     動名詞でrememberの目的語であるとか説明されます。

     でも「英語を学ぶ大原則!」では 
     動名詞だろうが現在分詞だろうがひとつ
     
     Ving = 「すでにしていること」なのです


 7 過去分詞  ※Vp.p.と表記します。

   Vp.p. =「すでにされたこと」

    (注)「完了」と「受身」の意味です
        

 <例9>  English is spoken in America.

    「英語 → です→(すでにされたことは: Vp.p.)話す →(in)アメリカ 」

    「英語は存在しているのですが、
     すでに話されている アメリカで」
     
     学校文法では、
     この英文は受動態(受け身形)の文で  
     動詞の形は「be+過去分詞[Vp.p.]」と説明されます。

     ここで、能動態と受動態の文の違い)

     Everyone likes her.
     「みんな → 好き → 彼女」
     この英文は能動態の文で
     「S(主語)→V→O(目的語)」(Sから力が出ている)

     一方、
      
     She is liked by everyone.
     「彼女 → いる → 好かれる →(by)→ みんな」
  
     この英文は受動態の文で
     「S(主語)→ be(存在)→過去分詞 by 力の根源」
     (Sが力を受けている)
     
     能動態の文と受動態の文の違いは
     「Sから力がでている」のか「Sが力を受けている」のか
     ここがポイントなのですね。

     くれぐれも、過去分詞(Vp.p.)に過去の意味はないぐ.gif

     過去分詞(Vp.p.)は2つの意味「完了」と「受身」だけ。

     「過去分詞」という用語は
     「受身・完了分詞」って考えた方がイイですね
     (上の英文の場合は「受身」です)  

 <例10> She has lived in Canada for three years.

     「彼女 → 持っている →(すでに完了したことは: Vp.p.)住む →
     (in)→ カナダ →(for)→ 3年 」

    (注) 学校文法では助動詞である
       have(has)をあえて「持っている」と訳しています!


     学校文法では、この英文は現在完了の文で
     動詞の形は「have(has)+Vp.p.」
     『継続』『完了』『結果』『経験』の用法がある
     なんて説明されますよね。
     (ちなみに、上の英文は『継続』用法です)

     でも、実際、ネイティブスピーカーはそんな用法は意識しない

     現在完了形の動詞は「have(has)+Vp.p.」
     これはネイティブ感覚では
     『have(has)は「現在」+Vp.p.は「完了」(すでに完了したこと)』

     現在完了形の理解のポイントは
     『主語がすでに「完了」したことを現在も持っている』


     過去形の文が「過去に起こったことだけ」を表現していて、
     現在とは何の関係もないのにたいして

     現在完了形の文は
     「完了したことが現在に及んでいる」ということなのです。

     先ほども説明しましたが、
     過去分詞は2つの意味「完了」と「受身」だけです。
     (上の英文の場合は「完了」です)
 
 <例11> I read the story written by Shiba Ryotaro.

     「私 → 読んだ → その小説→
     (すでにされたことは: Vp.p.)書く →(by)司馬 遼太郎 」

     学校文法では この written by Shiba Ryotaro は 
     過去分詞の形容詞用法って言って
     「後ろから前の名詞を修飾(=説明)する」なんて説明されますよね。

     しかし、英語は、

    "私(主語)"を中心に順序通り広がる構造を持っている

     「私が読んだのはその小説なのだが
      その小説は書かれた 司馬遼太郎に」

     先ほども紹介しましたが、

     名詞の後に準動詞が来たら
     「名詞の説明が始まる」ということです


  最後に、くれぐれも 

  英語の語順構造にそって理解すること

  単語が並べられた順序にそって理解すること

  この『英語の大原則』が理解できれば
  リーディング力が向上します。

  もちろん、このことは、
  リスニング、スピーキング、
  ライティングにも応用できます

  リーディングは、文字を目で見て“理解”する。
  リスニング は、音声を耳で聴いて“理解”する。
  スピーキングは、“理解”したことを話すこと。  
  ライティングは、“理解”したことを文字で書くこと。

  この4つの分野はすべて“理解”という共通点があります。

  世界のどこの国の人間も、
  言葉が発せられた順に理解している

  本を読むときでも
  ひとつの文章が終わった後、
  文末から逆さ(←)に理解していく読者っていますかえく.gif

  単語が並んでいる順番(→)に
  理解していきますよね

  話されている言葉でも
  単語が口から発せれられた瞬間に、
  一つ一つ順番に理解していきますよね

  でも、なぜ日本人は英語を文末から読んで理解しようとするのですかえく.gif

  英語の単語の並べ方、つまり、
  語順というものは
  "ネイティブスピーカーの思考法"から始まったもの

  英語的な思考を学ぶことは
  "ネイティブスピーカーが考える方法で思考すること"

  『英語を学ぶ大原則』を理解して
  英語の世界をエンジョイしましょう   (^.^)


  The End キラキラ.gif


[関連記事]
 
【ブログ】ついてるレオさん"Happy English School"学校.gif
 英語理解の大原則! ( 5 7 2014)

【ブログ】ついてるレオさん"ハッピー日記"鉛筆.gif
 「英語を学ぶ大原則!」 第1法則 ( 1 17 2012)
 「英語を学ぶ大原則!」 第2法則 ( 1 18 2012)
 「英語を学ぶ大原則!」 第3法則 ( 1 19 2012)

【初級編】 英語上達のヒント!
 
 英語上達のヒント! (1) ( 6 5 2014)
 英語上達のヒント! (2) ハインリッヒ・シュリーマンのお話 ( 6 6 2014)
 英語上達のヒント! (3) ( 6 7 2014)
 英語上達のヒント! (4) 「内在化」のお話 ( 6 10 2014)
 英語上達のヒント! (5) 「知的記憶」と「運動記憶」のお話  ( 6 11 2014)
 英語上達のヒント! (6) 「日本語脳」と「英語脳」のお話   ( 6 12 2014)
 英語上達のヒント! (7) 英語はそのままの英語で理解する ( 6 14 2014)
 英語上達のヒント! (8) 「英語脳」をつくる方法        ( 6 18 2014)
 英語上達のヒント! (9) 「英語脳」をつくる方法 洋書編   ( 6 17 2014)
 英語上達のヒント! (10) 英語発音トレーニング(1)     ( 6 23 2014)
 英語上達のヒント! (11) 英語発音トレーニング(2)     ( 6 24 2014)
 英語上達のヒント! (12) 英語発音トレーニング(3)     ( 6 25 2014)
 英語上達のヒント! (13) 英語発音トレーニング Advanced(1) ( 6 26 2014)
 英語上達のヒント! (14) 英語発音トレーニング Advanced(2) ( 6 28 2014)
 英語上達のヒント! (15) 英語で歌おう! ( 6 30 2014) 
  
 【中級編】

 英語上達のヒント!(16) 【中級編】 英語で考える 英語で話す(1) (10 8 2015)
 英語上達のヒント!(17) 【中級編】 英語で考える 英語で話す(2) (10 9 2015)
 英語上達のヒント!(18) 【中級編】 英語で考える 英語で話す(3) (10 10 2015)
 英語上達のヒント!(19) 【中級編】 英語で考える 英語で話す(4) (10 14 2015)
 

【練習問題】 Space odysseys

Space odysseys.jpg

 Cygnus X, one of the most active regions of star birth
 in the Milky Way galaxy, is pictured in this NASA handout image
 obtained by Reuters January 10, 2012.

 「シグナスX → ひとつ →(of)→ 最も活動的な場所 →
 (of)→ 星の誕生→ in)→ 銀河系 → です → 撮影された→
 (in)→ このNASAの画像 →
 (すでにされたことは: Vp.p.)→ 獲得された→(by)→ ロイター→1月10日 2012年」

 The composite infrared image  taken by NASA's Spitzer
 Space Telescope shows the cloud of dust and gas 4,500
 light years away from earth in the constellation Cygnus.

 「その赤外線合成画像 →(すでにされたことは: Vp.p.)撮影された→
 (by)→ NASAのスピッツァー宇宙望遠鏡 →
  表わしている → その雲 →(of)→ ほこりとガス→
  4千500光年→(away)→(from)→ 地球→(in)→ 星座 シグナス」

 Most stars are thought to form in huge star-forming regions
 like Cygnus X.

 「ほとんどの恒星 → です →(すでにされたことは: Vp.p.)思われている →
 (これから起こることは: to)→ 形成する →
 (in)→ 巨大な 恒星を形成している → 場所 →(like)→ シグナスX」


posted by ついてるレオ at 11:43| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年03月23日

英語を学ぶ大原則! 基礎知識編 パート2 『機能語』 前編


 英語を学ぶ大原則! 
 基礎知識編 パート2は 『機能語』 前編キラキラ.gif

 英語には、内容語機能語があります。

 内容語(content words)は、

 主に、名詞、動詞、形容詞、副詞、
 疑問詞、指示代名詞があり、

 これらの語は、前回説明した
 「ネイティブスピーカーに思考法に基づいた語順」で
 『文章の骨組み』を構成していきます。

 一方、機能語(function words)
 主に、冠詞、助動詞、前置詞、
 接続詞、関係詞、人称代名詞があり、

 「単語と単語」「語句と語句」「単語と文(節)」、
 「文(節)と文(節)」
をつなぐ働きがあります。

 人間のからだで言えば

 内容語は、「頭、胴体、手、足などの土台」
 機能語は、「関節」と思ってください。

 今回からは、機能語の知識勉強です

 ある調査によれば、
 機能語を100単語覚えるだけで
 すべての英文の50%が理解でき、

 1000単語を使いこなせれば
 75%程度の理解が可能になる 

 だから、

 最初に、前回紹介した
 「英語の思考と語順」を完全に理解して、
 次に、今回から2回に渡り紹介する
 「機能語」を自分のものにするぐ.gif

 そうすれば、後は、
 英語の理解速度と
 ボキャブラリーを増やす145.gifだけなのです。

 じゃ、本題に入ります

 1 前置詞

 学校文法では
 「名詞の前に置かれて、場所や時などをあらわす」と説明されます。

 実際、前置詞は 

 「2つの対象(事物、概念)の相関関係をあらわす」

 その理解の鍵は前置詞の"イメージ"

 ここでは、in on at について説明します 

 <例1> He lives in Osaka.

   学校では「彼は大阪に住んでいます」で正解○
   でも、英語は「S(主語)から広がりのあるように単語が並ぶ」

   「彼 → 住んでいます →(in) → 大阪」

   学校文法では 「A in B」は「Bの中に」
   実際は    『Aが中にあり、外を取り囲んでいるのはB』

   「A(彼)が存在して、
    その外を取り囲んでいるのは大阪B(大阪)なのですね」

 <例2> Tom met Mary at the station.

   「トム → 会った → メアリー →(at) → その駅」

   学校文法では 「A at B」は「Bに」
   実際は    『Aが対象に点で接していて、その地点はB』

   「トムは誰にあったのか 
    その対象はメアリー
    そのメアリー(A)はどこかに点で接していた
    その地点はどこかというとその駅(B)だった」

 <例3> I sit on the chair.

   「私 → すわった →(on)→ その椅子」

   学校文法では 「A on B」 「Bの上に」
   実際は    『Aが面に接していて、その接している面はB』
 
   もしよかったら、
   その場で立ち上がって、
   どこかにある椅子に座ってください

   私(A)が座る姿勢をとって、
   お尻をある面に降ろしますよね。
   その接している面は椅子(B)です。

   私は、接触面を経て、椅子に出会った。
   この接触面こそが"onの感覚" なのですね。

 
 2 助動詞

 助動詞は「話者や筆者の主観的な感情を表わす語」
 とても大切な語なので 主語の後、つまり動詞の前に置かれます。

 「主語 → 助動詞 → 動詞(原形)→ 目的語」というイメージ

  助動詞のもっている要素は3つ

  1 外部から強制される力
  2 実現の可能性
  3 義務

  外部から強制される力が
  強ければ、主語が持つ負担/義務/拘束力が強くて、
  弱ければ、許可の意味を含む。

  あっ、難しい説明よりも例文で紹介しましょう

 助動詞の実現の可能性について紹介します。

 It is raining in Osaka now. 雨が降っています     (100%)

 It must be raining in Osaka now. 雨が降っているに違いない (95%)

 It will be raining in Osaka now. きっと雨が降っているだろう (90%)
 
 It would be raining in Osaka now. おそらく雨が降っているだろう

 It ought to be raining in Osaka now. 当然雨が降っているはずだ

 It should be raining in Osaka now. 当然雨が降っているだろう

 It can be raining in Osaka now.  雨が降っているのではないか

 It may be raining in Osaka now. 雨が降っているかもしれない   

 It might be raining in Osaka now. もしかしたら雨が降っているかもしれない

 It could be raining in Osaka now. もしかしたら雨が降っているのではないか

 (参考)ジーニアス大辞典には実現の可能性はこのように書かれています。

    must>will>would>ought to>should>can>may>might>could


 3 関係詞


  「関係詞」は、学校文法では「名詞を説明する節(文)の先頭に来る語」と
  説明されますが、実際はどんな文章拡張法なのでしょう?

   関係詞=前に出てきた名詞の繰り返しを避けるために、
         別の言葉を使って文を拡張(=結合)する語 で

   関係代名詞関係副詞があります。
                            
 関係代名詞の場合

 <例1> I met a woman who lives next door.

    「私→会った → 一人の女性
                  ↓ who
                 彼女 → 住んでいる→隣 」

     私は会ったのは一人の女性だが、
     その女性は住んでいる 隣に ということ
 
   (参考) I met a woman.
               ↓
              She lives next door.

      関係代名詞(who)は、
      「代名詞の代わりに使われる語」で、
      この文の場合は、a woman(=she) の代わりに使われて
      文を拡張(=結合)しているのですね。

(参考)関係代名詞は 他には which, whose, whom, that, what があります。

 関係副詞の場合
 
 <例2> Sunday is the day when she is happy.

    「日曜日→です→ その日
                ↓ when 
              (その時に)彼女→です→幸せな 」

 (参考) Sunday is the day.

              She is happy on the day.
                        ↓
                       whenに置き換えて前に移動!

      関係副詞(when)
      「副詞の代わりに使われる語」で、
      この文の場合は on the day の代わりに使われて
      その関係副詞(when)が sheの前に移動して
      文が拡張(=結合)されているのですね。
      
 (参考)関係副詞は、他には where, why, how, thatがあります。


 4 接続詞

 接続詞は、2種類あって

 等位接続詞は「単語と単語」「語句と語句」
 「文(節)と文(節)」をつなぐ働き

 従属接続詞は「文(節)と文(節)」をつなぐ働きがありますが
 ここでは従属接続詞の「文(節)と文(節)」関係について紹介します。

 接続詞も、前置詞と同様に2つの文の相関関係を考えることが大切です。

 <例1> I will arrive after you leave.

   この英文は「私はあなたが去った後、到着するだろう」は△×ダメ144.gif

   「私 → だろう → 到着する → 
   (前に起こったのは: after)→ あなた → 去る 」

   学校文法なら 「A after B」は 「Bした後」
   実際は    『Aして、前に起こったのは B』

   「僕は到着するだろうが あなたは去ってるね」

 <例2> I take a bath before I go to bed.

   「私 → 取る → ひとつの風呂温泉.gif → 
   (後に起こったのは: before)→ 私 → 行く → ベッド 」

   学校文法なら 「A before B」は 「Bする前」
   実際は    『Aして、後に起こったのは B』
   
 <例3> I fell asleep while I was reading.

   「私 → 落ちた → 眠り →
   (同時に起こったのは: while)→ 私 → だった →
   (すでにしていることは: Ving) → 読む 」

   学校文法なら 「A while B」は 「Bする間」
   実際は    『Aして、同時に起こっていることは B』 

   「僕 寝ちゃったずー.gif 
    同時に起こっていることは 僕 本を読んでいた」
 
  (続く)

[関連記事]

【ブログ】ついてるレオさん"Happy English School"学校.gif
英語理解の大原則! ( 5 7 2014)

【ブログ】ついてるレオさん"ハッピー日記"鉛筆.gif
「英語を学ぶ大原則!」 第1法則 ( 1 17 2012)
「英語を学ぶ大原則!」 第2法則 ( 1 18 2012)
「英語を学ぶ大原則!」 第3法則 ( 1 19 2012)


【練習問題】 Apple unveils interactive iPad textbooks

Apple unveils interactive iPad textbooks.jpg

 Apple's new iBooks 2 app is demonstrated for the media
 on an iPad at an event in the Guggenheim Museum
 January 19, 2012 in New York City.

 「アップル社の新しいiBooks 2 app → ある → 説明された →
  (for)→ そのマスメディア →
  (on)→ an iPad →(at)→ ひとつのイベント → (in)→ グッゲンハイム美術館
  1月19日 2012年 (in)→ ニューヨーク市」

 iBooks 2 is a new free app featuring iPad interactive textbooks.

 「iBooks 2 → ある → ひとつの新しい自由な app→
  (すでにしていることは: Ving)特徴づける →
  iPad 対話式のテキスト 」

 The company also announced iBook Author,
 an application to create digital textbooks, and
 iTunes U, an educational app for students and teachers.

 「その会社 → また → 発表した → iBook Author
  ひとつの応用 → (to) → 創造する → デジタルのテキスト → そして
  iTunes U → ひとつの教育的なアプリケーションソフト →
  (for)→ 生徒 → と → 教師 」

posted by ついてるレオ at 15:08| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年03月22日

英語を学ぶ大原則! 基礎知識編 パート1 『語順』

 英語を学ぶ大原則! 
 基礎知識編 パート1は『語順』キラキラ.gif

 英語という言語は『言葉の順序』が大切

 学校文法では、『5文型』というのを学びました学校.gif

 第1文型 S+V    
 第2文型 S+V+C
 第3文型 S+V+O   
 第4文型 S+V+O+O                  
 第5文型 S+V+O+C

 (参考)S(主語)、V(動詞)、O(目的語)、C(補語)

 もちろん、この『5文型』は受験英語の基本中の基本228.gifですが

 「英語を学ぶ大原則!」 

 基礎知識編 パート1ではこのように考えますキラキラ.gif

 1 主語は存在する

 <例1> I am.

   「私 → 存在する」

   英語はV(動詞)に「be動詞」がありますが、
   「be動詞」は「主語の存在」を表わします

 <例2> I am a student.

   「私 → 存在する → ひとりの学生 」

    常に主語という"存在"が最初にあって、
    その存在の状態について
    表現することができるのですね。

    よく S(主語)=C(補語) とか言いますが
   「Sが存在して、その状態がC」ということなのです。

 2 主語からの広がりを表わす

 <例3> Tom works for a bank in Tokyo.

    この英語は「トムの職業」を表わしています。

   「トム → 働いている →(for)→ ひとつの銀行 →
   (in)→ 東京」

   ちなみに、このV(work)は『一般動詞』の『自動詞』(じどうし)キラキラ.gif
   「S(主語)自らがある動作をとる!」

   『自動詞』は、S(主語)の力が
    "主語自体の領域で終わるケース"で
   「主語+自動詞+目的語」(×)の形はとらないぐ.gif

   (注) for a bank や in Tokyo のように
      修飾語(M:Modifier)は頻繁に用いられます‼

    だって、「トムは働いている」 といっても 
    「何のために」「どこで」という情報は必要です


    そして、自動詞の場合、
    主語の力を外部の対象(O[目的語])に及ぼすには
    その助けとして"前置詞"が必要ですぐ.gif
    「主語+自動詞+前置詞+目的語」(○)

 <例4>  I looked at her.

   「私 → 目を向けた(looked)→(at)→ 彼女」

    この場合、look は 自動詞なので 前置詞 at が必要です。

    I looked her.(×)はダメ144.gif

    くれぐれもこの構文は 
    前置詞のイメージの理解が大切になります
228.gif


 <例5> She looks happy.

   「彼女 → 見えます → 幸せなハート.gif」 

    いわゆる第2文型(S+V+C)
    「彼女は 外見を見ると 幸せ」
    この英文はOKですキラキラ.gif


 <例6> He jumped into a pool of water.

    くれぐれも、従来の日本語の翻訳
    「彼は水のプールへ飛び降りた」はダメ144.gif

    英語は語順どおりにS(主語)からの広がりを表わす

    先ほどの英文は

    「彼 → 飛び降りた →(into)→ プール →
     (of)→ 水 」 

    自分が彼(he)となって映像をイメージしてくださいキラキラ.gif

    自分(=he)が飛び込み台の上から下に飛びこみました。
    当然、からだは下に落ちます。

    どこに落ちるのか? 

    落ちた先は、プール
    そのプールの中に入ってみると、その中身は水だった。

 <例7> Tom married Mary last year.

    「トム → 結婚した → メアリー → 去年」

    marry「〜と結婚する」は『一般動詞』の『他動詞』(たどうし)と呼ばれていますキラキラ.gif
    S(主語)の動作が、必ず
    外部の対象(O[目的語])に影響を及ぼすケース

    いわゆる、学校文法の五文型の第3文型(S+V+O)で
    S(主語)の力がO(目的語)に直接加わります。

    これは仮定なのですが
    トムがメアリーを愛していてダブル.gif
    いつも「好きだよ」とか言ったりして
    アプローチをして、彼女にデートの誘いをして、
    彼女が認めてくれて、デートを重ねて
    ついに「僕と結婚してください」と
    プロポーズをして、彼女の承諾を得て結婚した155.gif
  
    そんな"たくさんの力"が想像できます

    くれぐれも marry は『他動詞』なので
    日本語の「〜と結婚する」につられて

    Tom married with Mary.(×)はダメ144.gif

    英語では『自動詞』と『他動詞』の区別はめっちゃ大切です


 <例8> I gave him a book.

    「私 → あげた → 彼に → 一冊の本本.gif」ですね

    いわゆる、学校文法の五文型の第4文型(S+V+O+O)
    give「与える」はもちろん『一般動詞』で『他動詞』
    よく『授与(じゅよ)動詞』とか言われます。

    くれぐれも、与える対象は、
    まず「人」その次に「モノ/コト」です。

    「人」が優先なのですね


 <例9> I made him a doctor.

    「私 → した → 彼 → ひとりの医者」

    S(主語)から"作る力"が生まれ、
    その力の影響を受ける対象O(目的語)が"彼"で、
    "彼"は"医者"であった。

    いわゆる、学校文法の五文型の第5文型(S+V+O+C)
    この英文、"彼"の次に"医者"が登場したら
    "彼"が"医者"だと考えませんでしたかえく.gif

    つまり"彼"がmadeされた結果が"医者"なのです。

    あくまで、仮定の話ですが(笑い)
    S(主語)が彼の父で、病院病院.gifを経営する産婦人科の医者であり、
    自分の息子にぜひ病院を継いでもらいたくて
    猛勉強をさせて医学部に行かせて、
    医師の国家試験に合格させて、医者にしたとかね

 <例10> Tom made Mary happy.

    「トム → した → メアリー → 幸せにハート.gif

    主語トムが出した力の対象がメアリーで 
    その結果、メアリーは幸せになった。

    主語からの流れはいたって論理的ですよね。

    ちなみに、
    <例8>から<例11>までは<例7>の応用かもえく.gif

    <例7>の 第3文型(S+V+O)のO(目的語)が
        「O+Oになるのか」
        「O+Cになるのか」ということです。 

  結局、英文は、5文型じゃなく3文型

  1 S(主語)+ 主語の存在をあらわす動詞 + 補語(C)

    <例> 主語 → be動詞 → 補語(名詞 / 形容詞)
    上の例文では<例1> <例2> <例5> に当てはまります

  2 S(主語)+ 主語の動作・状態      

    <例> 主語 → 一般動詞(自動詞) ※M(修飾語)あり
    上の例文では<例3> <例6> に当てはまります

  3 S(主語)+ 主語の動作・状態 + 目的語(O)  

    <例> 主語 → 一般動詞(他動詞)→ 目的語 ※応用あり
    上の例文では<例7> <例8> <例9> <例10> に当てはまります

    (注)<例4>もここに当てはまります
  
  残りの英文は、この基本の3文型に、文章が拡張されただけ なのです (^.^)
  

 (続く)

[関連記事]

【ブログ】ついてるレオさん"Happy English School"学校.gif
英語理解の大原則! ( 5 7 2014)

【ブログ】ついてるレオさん"ハッピー日記"鉛筆.gif
「英語を学ぶ大原則!」 第1法則 ( 1 17 2012)
「英語を学ぶ大原則!」 第2法則 ( 1 18 2012)
「英語を学ぶ大原則!」 第3法則 ( 1 19 2012)


【練習問題】 The Straits of Hormuz

The Straits of Hormuz.jpg

 Iranian naval ships take part in a naval parade
 on the last day of the Velayat-90 war game
 in the Sea of Oman near the Strait of Hormuz
 in southern Iran, January 3, 2012.

 「イランの海軍の軍艦 → 取る → 部分 →  (in) → ひとつの海軍のパレード
  (on)→ その最後の日 → (of)→ その 法学90戦争ゲーム→
  (in)→ その海 → (of)→ オマーン →
  (near)→ その海峡 → (of)→ホルムズ → 
  (in)→ 南のイラン → 1月3日 2012年 」

posted by ついてるレオ at 13:50| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年03月03日

Story 2 The Storyteller 【3】

Crown English Communication V

Story 2 The Storyteller 【3】
      話の上手な人

【3】
There was a murmur of approval of the Prince’s decision;
M(誘導副詞) あった つぶやき 賛成    王子の決定

so many people would have decided the other way.
                    →
 ほとんどの人    決めただろう    もうひとつの方法

 【読解鉄則】 婉曲表現(筆者の断定を避ける表現)
 S would have Vp.p.「現在」から「過去」を推量)  
 「Sは〜しただろう」  
 (参考)助動詞 will(現在形)より would(過去形)を使うことで 
       現実との「距離感」を示しています!


There were lots of other wonderful things in the park.
M(誘導副詞) あった たくさんの他の素晴らしいもの 〜の中に 公園 

          ponds with gold and blue and green fish in them,
          池  〜を持つ 金色の 青色の 緑色の魚 〜の中に それら
           and                        (=ponds)    
          trees with beautiful parrots
          木  〜を持つ 美しいオウム  

             that ● said clever things at a moment’s notice,
                  言う    賢いこと      即座に
               (注)● 名詞の欠落!
 There were   and       .
          hummingbirds
 M(誘導副詞) あった ハチドリ

              that ● sang all the popular tunes of the day
                    歌う すべての人気のある曲   その頃
                (注)● 名詞の欠落!
 
     walked up and down
      歩いて  行ったり来たり 
      and            
     enjoyed herself immensely,
      →
     楽しんで      とても
Bertha  and
     thought to herself:
バーサ  思った  心の中で  

 ‘If I had not been so extraordinarily good  【仮定法】 
 M(文頭副詞) 
 『もし〜なら 私 なかった  そんなにものすごく良い   

  I should not have been allowed  
  S´ 
  私   なかっただろう 許される

     come into this beautiful park
     入る   この美しい公園
  to  and                          ’
  →P´ enjoy all that there is ● to be seen in it,
    楽しむ すべて M(誘導副詞) ある 見られる 〜の中に それ
                (注)● 名詞の欠落! (=the park)   
                        
   and
            clinked against one another
            カチャカチャと鳴った 〜接触して お互い

            as she walked
            【時】
            〜とき 彼女 歩く
               (=Bertha)

her three medals   and
            helped to remind her
             →
 3個のメダル   役に立った 思い出させる 彼女
                       (=Bertha)

            how very good she really was ■.
            感嘆副詞
            何と よい   彼女  本当に 
                   (=Bertha)  (注)■ もともと形容詞があった場所! 

Just then
M(文頭副詞)
ちょうど その時

a huge wolf came prowling into the park
 巨大な狼  来た うろつきながら 〜の中を 公園  
=who        C´(主格補語)

  【読解鉄則】 SV + C´(主格補語)
   SV + C´(形容詞)
   文が終わる ⇒
 「〜して、〜しながら」
   主語(S) の状態をあらわす! 後ろは『説明』

   (参考)extra information(=追加、補足情報)と考えてもOK!


 to see if it could catch a fat little pig for supper.”
 〜ために 確かめる 〜かどうか 
        それ 〜できる
 捕まえる 太った子豚 〜のために 夕食」
        (=a huge wolf)

“What color was it?”
「どんな色    それ?」
       (=a huge wolf)

asked the children.
 →
尋ねた 子どもたち

“                  a black tongue
                   黒い舌
 Mud-color all over, with    and        .
                  pale gray eyes
 「 泥色   全身  〜を持つ 青白い 灰色の目

    that ● gleamed with terrible ferocity
          輝く   〜で  ひどい凶暴性
      (注)● 名詞の欠落!

The first thing that it saw ● in the park was Bertha;
  最初のもの     それ 見た 〜の中で 公園    バーサ
            (=a huge wolf)
                (注)● 名詞の欠落!

            white
            白い
her dress was so  and   『どんなに?』
            clean
彼女の服    そんなに きれい  

 that it could be seen from a great distance.
   それ 〜できた 見られる 〜から とても遠く  
    (=her dress)

     saw the wolf
      →
     見た 狼
Bertha  and
     saw that it was coming toward her,
      →
バーサ わかった それ 来ている 〜の方へ 彼女 
         (=the wolf)            (=Bertha)
  and

she began to wish that
    →
彼女 始めた 願う
(=Bertha)

   she had never been allowed to come into the park.
   S´                      → P´
    彼女 決して〜ない 許されない 入る  公園
   (=Bertha)

She ran as hard as she could,
彼女 走った できるだけ一生懸命に 
(=Bertha)
 
 and                    leaps
                       跳躍 
the wolf came after her with huge  and    .
                       bounds
 狼   来た 〜の後 彼女 〜で 巨大な バウンド 
    (=彼女の後を追った)
            (=Bertha)

She managed to reach some myrtle bushes
      →
 彼女 どうにかして〜した たどり着く ギンバイカの茂み
(=Bertha)
 and                         .
she hid herself in one of the thickest of the bushes
   →
彼女 隠した 自分自身 〜の中に ひとつ 最も蜜集したところ 茂み
(=Bertha) (=隠れた) 

The wolf came sniffing among the bushes,
          C´(主格補語)
  狼  来た 匂いを嗅ぎながら 〜の中で 茂み

      its black tongue sticking out of its mouth
             O1   → P1´
        黒い舌    突き出しながら 〜から外へ 口 
 (with)   and                   .
  省略  its pale gray eyes shining with anger
               O2  → P2´
      青白い灰色の目  輝かしながら 〜で 怒り

 【読解鉄則】 with O + P´ 【付帯状況分詞構文】 
 @ with O + Ving…「〜して、〜しながら」
 A with O + Vp.p.…「〜されて」
 O(前置詞の目的語)→P´に必ず
 S´→ P´(意味上の主語→述語)の関係がある!
 ※ この英文は@のパターン!


      was terribly scared,
         とても  怖がって
Bertha   and        :
      thought to herself
バーサ  思った  心の中で

If I had not been so extraordinarily good 【仮定法】
M(文頭副詞)
もし〜なら 私 〜ない そんなに ものすごく良い

 I should have been safe in the town at this moment.’
 私 だっただろうに 安全な 〜の中で 町  この瞬間』

However,
M(文頭副詞)
しかしながら 

the smell of the myrtle was so strong that    『どんなに?』
   匂い   ギンバイカ    そんなに 強い  

 the wolf could not sniff out (the place) where Bertha was hiding ■,
                      省略  
    狼  〜できなかった 嗅ぎ当てる     場所 バーサ 隠れている
                                (注)■ 副詞の欠落!
 【読解鉄則】  関係副詞 先行詞の省略
 関係副詞の先行詞(the place, the date など)
 省略されることもある!
 <(the place) [where S V…■] >(=名詞節)をイメージする!
 
    省略           ■ 副詞の欠落!  
 (参考)【別解説】疑問詞whereが導く名詞節と考えてもよい!


and
そして

the bushes were so thick that  『どんなに?』
   茂み    そんなに 密集した 

 he might have hunted about in them for a long time
 彼 したかもしれない 狩りをした   〜の中を それら 長い間
 (=the wolf)                 (=the bushes)

 without catching sight of her,
 〜なしに  見つける      彼女
                  (=Bertha)

 【読解鉄則】 S 助動詞 have Vp.p.(=動詞の過去分詞)
 S may [might] have Vp.p.「Sは〜したかもしれない」
 「現在」 から「過去」を推量
 (注) Vp.p.(過去分詞)には、過去の意味はありません!

 (参考) Vp.p.=『受身・完了分詞』


so
だから

he thought (that)  →レポート文
    →    省略
彼 思った 
(=the wolf)
             go off
             立ち去る
 he might as well  and               (as not).
             catch a little pig instead   省略
 彼 〜したほうがいい  捕まえる 子豚  代わりに
 (=the wolf)

Bertha was trembling very much
バーサ    震えていた  とても

             prowling
             → P1´
             うろうろして
at having the wolf  and   so near her,
             sniffing
  S´           → P2´
 していた  狼 匂を嗅いでいる とても 〜の近く 彼女
                         (=Bertha)

 【読解鉄則】 SV(=使役動詞)O  Ving(現在分詞)
 第5文型 SVO Ving(現在分詞)は、
 O(目的語)と Ving(現在分詞)に必ず 
 S´→ P´(意味上の主語→述語)の関係がある!
 S have O Ving(現在分詞)  「SはOにしておく、させる」
   →  S´→ P´
  
 Vingのイメージ:「すでに〜している」⇒「実際に〜している」
 (参考)Ving=「躍動感」  動作の「イキイキ感」をあらわす!


and
そして

as she trembled
【時】
〜とき 彼女 震えた  
(=Bertha)

her medals for goodness clinked against one another.
彼女のメダル 〜のための 善良 カチャカチャと鳴った 〜接触して お互い

       was just moving away
       V1
         ちょうど 立ち去ろう 

       when he heard the sound of the medals clinking
                     S´             → P´
       〜とき 彼 聞いた 音 メダル カチャカチャと鳴っている
         (=the wolf)

       【読解鉄則】 SV(=知覚動詞)O Ving(現在分詞)
         第5文型 SVO Ving(現在分詞)は、
         O(目的語)と Ving(現在分詞)に必ず 
         S´→ P´(意味上の主語→述語)の関係がある!
         S hear O Ving(現在分詞)  「SはOが〜しているのを聞く」
           → S´→ P´
  
         Vingのイメージ:「すでに〜している」⇒「実際に〜している」
         (参考)Ving=「躍動感」  動作の「イキイキ感」をあらわす!


The wolf   and            ;
       stopped   to listen
       V2
  狼   立ち止まった 〜ために 耳を傾ける
      (=立ち止まって聴いた)

they clinked again
それら カチャカチャと鳴った 再び 
(=the medals) 

 in a bush quite near him.
 〜の中で 茂み とても 〜の近く 彼
             (=the wolf)

He ran into the bush,
彼 走った 〜の中に 茂み 
(=the wolf)

 (with) his pale gray eyes gleaming with ferocity,
  省略          O    → P´
     青白い灰色の目   輝く  〜で 凶暴性 

  and               .

 that was the end of little Bertha
 そのこと     最後   幼いバーサ
 (=前文の内容)

 There was nothing left of her
 M(誘導副詞) あった 何も〜ない 残された 〜の 彼女  
 (=彼女のものは何も残っていなかった)
           ※left 過去分詞(=Vp.p.) / of her 前置詞句(前置詞+名詞)
               どちらも前の名詞(nothing)を修飾(=説明)する!


 but her three medals for goodness.”
 〜を除いて 彼女の3個のメダル 〜のための 善良
 (=except)

Story 2(3).JPG

“Were any of the little pigs killed?”
「    一部   子豚    殺された?」

“No, they all escaped.”
      同格
「いいえ、 それら すべて 逃げた」
  (=the little pigs)

“The story began badly,”
「  話   始まった ひどく」  

said the smaller girl of the small girls,
 →
言った もう少し小さな女の子  小さな女の子 

“it had a beautiful ending.”
「それ もった 美しい結末」
 (=the story)

“It is the most beautiful story (that) I have ever heard ●,”
「それ     最も美しい話     省略  私  これまで 聞いた」
 (=the story)                     (注)● 名詞の欠落!

said the bigger of the small girls, with immense decisions.
 →  
言った 大きな方の女の子  小さな女の子たち  〜で 大きな決心

“It is the only beautiful story (that) I have ever heard ●,”
「それ  「唯一の」  美しい話  省略 私 これまで 聞いた」
 (=the story)                        (注)● 名詞の欠落!

said Cyril.
 →
言った シリル

 【読解鉄則】 斜字体(italics) 
 主な用法は 
 @語句の強調 A新聞・雑誌名、書名、船名、歌名など B外国語をとりあげる
 ここでは @語(句)の強調 です!


The aunt had another opinion.
       →
 叔母 もった  別の意見

“A most improper story to tell to young children!
 「とても  不適切な話  話す 〜へ 幼い子どもたち!」
  (=very)           ※ 形容詞句 前の名詞(story)を修飾(=説明)!

 【読解鉄則】 比較構文 絶対比較
 比較対象がない構文;単に非常に程度が高いことをのべる!

 (注) 主観的判断や感情的色彩を含む形容詞・副詞・名詞の前にくる!
 用例 They have received a higher education.
     (彼らは高等教育を受けている)
     She was a most kind woman to me.
            (=very)
     (彼女は私にとても親切な女性です)
     (注)1人(1つ)に決まらないので the はつけない!

  (参考) 相対比較 比較対象がある用法
       @ 他者比較…他の人・モノと比べる
       A 自者比較…1人(1つのモノ)の状態を述べる


You have undermined the effect of years of careful teaching.”
        →
あなた 台無しにした     効果   年月   注意深い教育
               (=長年注意深く教えてきた効果)

At any rate,
M(文頭副詞)とにかく

said the bachelor,
  →
言った 独身の男性 

 collecting his belongings
 集めながら    所有物 
  and                ,
 getting ready to leave the carriage
 しながら 用意ができて 去る  車両

“I kept them quiet for 10 minutes,
   →  S´  → P´ 
私 ままにした 彼ら 静かな 〜の間 10分
      (=the children)

 【読解鉄則】 SVO
 第5文型 SVOは、O(目的語)とC(補語)に必ず 
 S´→ P´(意味上の主語→述語)の関係がある!
 S keep O C [形容詞]  「SはOをC(の状態)のままにする」【持続】
    → S´→ P´
  
   (参考)keep「状態継続動詞」


 which ● was more than you were able to do.”
      以上のこと 〜より あなた できる する」

 【読解鉄則】 extra information(=追加、補足情報)
 SV…, which ● …
 文が終わる ⇒  (そのコトは)…

 先行詞「前文」の追加及び補足説明をあらわす!  
 (参考)学校文法では、関係代名詞の「非制限用法」or「継続用法」!


 “Unhappy woman!”
 「不幸な女性!」

 he observed to himself
 彼 述べた  心の中で
 (=the bachelor)

 as he walked down the platform of Templecombe Station.
 【時】
 〜とき 彼 歩く  〜を下りて プラットフォーム テンプルコム駅
   (=the bachelor)
 
 “For the next six months or so
 M(文頭副詞)
 「〜の間 次の6ヵ月かそこら 

 those children will bother her in public
 その子どもたち 〜だろう 悩ます 彼女 人前で
                (=the aunt)

 with demands for an improper story!”
 〜で  要求  〜のための 不適切な話!」

Story 2(4).JPG

posted by ついてるレオ at 10:00| Crown English Communication V | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年03月02日

Story 2 The Storyteller 【2】

Crown English Communication V

Story 2 The Storyteller 【2】
       話の上手な人

【2】

“You don’t seem to be a success as a storyteller,”
「あなた 思われない    成功者  〜として  語り手」

said the bachelor suddenly from his corner.
 →
言った 独身の男性  突然  〜から  隅  
                      =where

The aunt bristled in instant defense at this unexpected attack.
 叔母 いら立った 瞬間に身を守ろうとして 〜に この予期せず攻撃

“It’s a very difficult thing
仮S   とても難しい事
                          understand
                          理解する
 to tell stories that children can both  and     ●,”
 真S                       appreciate
  話す  話   子どもたち 〜できる 両方 良さが分かる」
                           (注)● 名詞の欠落!
she said.
   →
彼女 言った
(=the aunt)
  
“I don’t agree with you,”
「私 同意しない 〜に あなた」

said the bachelor.
 →
言った 独身の男性 

Perhaps
M(文頭副詞)
 多分 

  you would like to tell them a story,”
         →
 あなた 〜だろう 〜したいと思う 話す 彼ら 話」
             (=children)
the aunt said.
       →
 叔母 言った 

“Tell us a story,”
 →
「話して 私たち  話」

demanded the bigger of the small girls.
   →
強く尋ねた 大きな方の女の子  小さな女の子たち

Once upon a time,”
 M(文頭副詞)
 「昔」

began the bachelor,
  →
始めた  独身の男性 

there was a little girl called Bertha,
M(誘導副詞) 
    いた 幼い少女 呼ばれている バーサ
                ※ 形容詞句 前の名詞(girl)を修飾(=説明)!

 who ● was extraordinary good.”
         途方もなく  良い」
   (注)● 名詞の欠落! 

 【読解鉄則】 extra information(=追加、補足情報)
 SV…, who ● …
 文が終わる ⇒ (その人は)… (注) ● 名詞の欠落!

 先行詞「人」(=ひとりに決まる名詞)の追加及び補足説明をあらわす!  
 (参考)学校文法では、関係代名詞の「非制限用法」or「継続用法」!


The children’s interest began at once to fade;
                 →
 子どもたちの興味  始まった ただちに  薄れる

all stories seemed exactly the same,
すべての話 思われた まったく 同じ 

 no matter who ● told them.
   たとえ 誰が   話す それら
        (注)● 名詞の欠落! (=all stories)

“She did all that she was told ●,
    →
「彼女 した すべて 彼女 言われた
 (=Bertha)       (=Bertha)  (注)● 名詞の欠落!

 she was always truthful,
 彼女    いつも  正直な
 (=Bertha)

    kept her clothes clean,
     →     S´   → P´ 
    保ち   服装    きれいに

   【読解鉄則】 SVO
    第5文型 SVOは、O(目的語)とC(補語)に必ず 
    S´→ P´(意味上の主語→述語)の関係がある!
    S keep O C [形容詞]  「SはOをC(の状態)のままにする」【持続】
       → S´→ P´
  
     (参考)keep「状態継続動詞」


   learned her lessons perfectly,
     →
   学んで    教訓   完璧に
She  and                 .”
   was always polite
彼女    いつも 礼儀正しい」
(=Bertha)

“Was she pretty?”
「彼女 可愛い?」
  (=Bertha)

asked the bigger of the small girls.
  →
尋ねた 大きな方の女の子  小さな女の子たち

(She was) Not as pretty as any of you,”
 「省略 〜ない 〜同じように 可愛い 〜のように いかなる人 あなたたち」
 (=みんなほど可愛くはないよ)

said the bachelor,
 →
言った 独身の男性 

“but she was horribly good.”
しかし 彼女 ものすごく 良い」
   (=Bertha)

There was a wave of reaction in favor of the story;
M(誘導副詞) 
    あった 高まり 反応  〜を支持する 話

the word “horrible” in connection with goodness was a novelty
        同格
   語  「ものすごく」  〜と共に   善良     目新しいもの 

 that they liked ●.
    彼ら 好む
   (=the children)
       (注)● 名詞の欠落! 

It seemed to introduce a ring of truth
それ 思われた   導入する   真実味
(=the word “horrible”)

 that ● was absent from the aunt’s tales about children.
         ない  〜から 叔母の話 〜について 子どもたち
   (注)● 名詞の欠落! 

“She was so good,”
彼女   そんなに 良い
 (=Bertha)

continued the bachelor,
   →
続けた  独身の男性 

that she won several medals for goodness,
「彼女 獲得した いくつかのメダル 〜のための 善良
(=Bertha)

 which she always wore ●,  pinned on to her dress.
     彼女 いつも 身につけていた ピンで留められて 〜へ 服
    (=Bertha)      (注)● 名詞の欠落!

 【読解鉄則】  so [such] 〜 that−  構文
 so [such] 〜      that −
 そんなに〜       どんなに-
 核心的内容   ⇒  具体的説明 
 「情報予告」
      「情報展開」


 【読解鉄則】 extra information(=追加、補足情報)
 SV…, which ● …
 文が終わる ⇒  (そのモノ・コトは)… (注) ● 名詞の欠落!

 先行詞「モノ・コト」(=一つに決まる名詞)の追加及び補足説明をあらわす!
 (参考)学校文法では、関係代名詞の「非制限用法」or「継続用法」!


There was a medal for obedience,
M(誘導副詞) 
   あった メダル 〜のための 従順

         another medal for punctuality,
         もうひとつのメダル 〜のための 時間厳守  
(there was)   and               .
   省略    a third (medal) for good behavior
               省略
         3番目 (メダル) 〜のための 善行

They were large metal medals
それら     大きな金属のメダル 
(=several medals)
 and              .
they clicked against one another
それら カチャカチャと鳴った 〜接触して お互い
(=several medals)

as she walked.
【時】
〜とき 彼女 歩く
 (=Bertha)

No other child in the town where she lived ■
どんな〜もない 他の子ども  町     彼女  住む
                    (=Bertha) (注)■ 副詞の欠落!

had as many as three medals,
持っていた  〜も 3個のメダル

(=彼女が住む町の他のどんな子どもも
  3個ものメダルは持っていなかった)

 so
 だから  

everybody knew that   →レポート文 
        →
誰も    知っていた

she must be an extra good child.”
彼女 違いない  極上の よい子」
(=Bertha)

Horribly good,”
「ものすごく良い」

quoted Cyril.
  →
引用した シリル  

“Everybody talked about her goodness,
「誰も    話した 〜について 彼女の善良 

 and

the Prince of the country got to hear about it,
  王子       国 〜するようになった 聞く 〜について それ
             (=それについての噂を耳にするようになり)
                      (=her goodness)
and

he said that  →レポート文
   →
彼 言った 
(=the prince of the country)

 as she was so very good
 M(文頭副詞)
 【理由】
 〜ので 彼女 とても 良い
  (=Bertha)

 she might be allowed once a week to walk in his park,
 S´                            → P´
 彼女 〜かもしれない 許される 一度 〜につき 週 歩く 〜の中を 公園
 (=Bertha)

 which ● was just outside the town.
         ちょうど 〜の外側   町
    (注)● 名詞の欠落!

 【読解鉄則】SVO to V [行動促進型] の受動態
 第5文型 SVO to V は、O(目的語)と to V に必ず 
 S´→ P´(意味上の主語→述語)の関係がある!
 S allow O to V   「SはOが〜することを許す」 【能動態】
    → S´→ P´
 S be allowed to V 「Sは〜することを許される」 【受動態】
 S´       → P´
 (注)受動態は能動態の文のO(目的語)をS(主語)にした文!


 【読解鉄則】 extra information(=追加、補足情報)
 SV…, which ● …
 文が終わる ⇒ (そのモノ・コトは)… (注) ● 名詞の欠落!

 先行詞「モノ・コト」(=一つに決まる名詞)の追加及び補足説明をあらわす!
 (参考)学校文法では、関係代名詞の「非制限用法」or「継続用法」!


It was a beautiful park,
 それ   美しい公園
(=the park)

 and

no children were ever allowed in it,
どんな〜もない 子どもたち  許される 〜の中を それ
(=どんな子どもも決して許されない) (=the park)

 so
 だから

it was a great honor for Bertha to be allowed to go there.”
仮S                真S  S´         → P´
     大きな名誉     バーサ   許される   行く そこ」
                               (=to the park)

 【読解鉄則】 end weight
 長い主語[S]は、it [仮S=仮主語(形式主語)] に置き換えて、
 文の後に置く[真S=真の主語]!


 【読解鉄則】 for 〜 to V… [=to 不定詞の意味上のS´+ to V]
 for 〜 to V…に S´→ P´(意味上の主語→述語)の関係がある!


“Were there any sheep in the park?”
「いた M(誘導副詞)  羊 〜の中に 公園?」

demanded Cyril.
   →
強く尋ねた シリル

“No,” said the bachelor,“
     →         
「いいえ、」 言った 独身の男性  
              
 there were no sheep.”
 「M(誘導副詞) いた どんな〜もない 羊」
 (=羊はいなかった)

“Why weren’t there any sheep?”
「なぜ いなかった M(誘導副詞) 羊?」

came the inevitable question arising out of that answer.
来た    お決まりの質問    生まれる 〜から その答え
                  ※ 形容詞句 前の名詞(question)を修飾(=説明)!
The aunt smiled.
 叔母  微笑んだ 

She almost grinned.
彼女 ほとんど ニヤッと笑った 
(=the aunt)

There were no sheep in the park,”
M(誘導副詞) いた どんな〜もない 羊 〜の中に 公園」
 (=羊はいなかった)

said the bachelor,
 →   
言った 独身の男性 

because
「なぜなら 

 the Prince’s mother had once had a dream that
   王子の母親       かつて 見た  夢  =同格名詞節

 her son would either be killed
  息子 〜だろう どちらか一方 殺される

 by a sheep
 〜によって 羊
 
    or else     .
      他に 
 by a clock falling on him
 〜によって 置き時計 落ちてくる 〜の上に 彼 
               (=the Prince)
        ※ 形容詞句 前の名詞(clock)を修飾(=説明)! 

For that reason
M(文頭副詞)
〜のために その理由  
               a sheep in his park
                 羊  〜の中に 公園 
the Prince never kept   or          .”
            →  a clock in his palace
王子 決して〜なかった 保つ 置き時計 〜の中に 宮殿

Story 2(2).JPG

The aunt liked that;
       →
叔母 好んだ そのこと
        (=前文までの内容)

she smiled. 
彼女 微笑んだ 
(=the aunt)
                by a sheep
                〜によって 羊 
“Was the Prince killed   or      ?”
                by a clock
「 王子 殺されたの    〜によって 置き時計?」

asked Cyril.
  →
尋ねた シリル  

“He is still alive,
「彼   まだ  生きて
 (=the Prince)

so
だから

we can’t tell whether the dream will come true,”
       →
私たち わからない 〜かどうか  夢 〜だろう 実現する」
「人々一般」

said the bachelor.
 →
言った 独身の男性 

Anyway,
M(文頭副詞)
「とにかく

 there were no sheep in the park,
 M(誘導副詞) いた どんな〜もない 羊 〜の中に 公園
 (=羊はいなかった)

 but
 しかし

 there were lots of little pigs running all over the place.”
 M(誘導副詞)    S            → P´ (主語→述語) 
    いた たくさんの小さい豚   走る  宮殿中」

 【読解鉄則】There(誘導副詞) be S(主語) + P´(=Ving… or Vp.p.…)
 @ S(主語) → Ving… 「Sは〜している」
 A S(主語) → Vp.p.…「Sは〜される」 後ろは『説明』
   S → P´(主語→述語)の関係がある!
  (参考) 「Sがある」という「存在」の意味は薄れる!
  ※ この英文は@です!


“What color were they?”
「どんな色     彼ら?」
         (=lots of pigs)

“Black with white faces,
「黒色 〜を持つ 白い顔 

 white with black spots,
 白色 〜を持つ 黒い斑点 

 black all over,
 黒色  全身 

 gray with white patches,
 灰色 〜を持つ 白い斑点 
  and
 some were white all over.”
 一部     白色  全身」

The storyteller stopped
 語り手     中断した

 to let a full idea of the park’s treasures sink into
          S´                     → P´ 
 〜ために させる 十分な考え  公園の宝   浸透する 〜の中に 

 the children’s imaginations」;
    子どもたちの想像力」

 【読解鉄則】 SV(=使役動詞)O
 第5文型 SVOは、O(目的語)とC(補語)に必ず
 S´→ P´(意味上の主語→述語)の関係がある!
 S let O V(原形不定詞)…「SはOにさせる」
   → S´→ P´


 【読解鉄則】  to V(=to 不定詞)
 to V(to 不定詞)のイメージ:「(これから)〜すること」
 toは「⇒」(=矢印『指し示す』)
 この英文では、The storyteller stopped → let …! この流れで理解すればOK!
 速読速解のコツは「左→右」に カタマリで読むこと!


 then
 M(文頭副詞)
 それから

he began again:
彼 始めた 再び 
(=the bachelor)

“Bertha was rather sorry
「バーサ むしろ 残念に思って 

 to find that
   わかって 

 there were no flowers in the park
.  
 M(誘導副詞)  
     あった どんな〜もない 花 〜の中に 公園
       (=花がない)
 ※ to V(不定詞)副詞用法【感情の原因】

She had promised her aunts,
       →
彼女  約束していた  叔母たち 
(=Bertha)

 with tears in her eyes,
     O      → P´ 
      涙     目
    (=目に涙を浮かべて)

 【読解鉄則】 with+ 前置詞句 
 付帯状況 「Oを〜(の状態)にして」
 O(前置詞の目的語)→ P´に必ず
 S´→ P´(意味上の主語→述語)の関係がある!


 that she would not pick any of the kind Prince’s flowers,
   彼女 断固として〜ない 摘む いかなる  親切な王子の花
   (=Bertha)    (=花をまったく摘んでいない)

  and

 she had meant to keep her promise,
       →
 彼女 〜しようとしていた 守る  約束 
 (=Bertha)

  so
  だから 

 of course
 M(文頭副詞)
 もちろん 

 it made her feel silly   
 仮S → S´ → P´ 
   させた 彼女 感じる ばかげた
 (=Bertha)

 【読解鉄則】 SV(=使役動詞)O 
 第5文型 SVOは、O(目的語)とC(補語)に必ず
 S´→ P´(意味上の主語→述語)の関係がある!
 S make O V(原形不定詞)…「Sは(強制的に)Oをさせる」
   →  S´→ P´


 to find that there were no flowers to pick.”
 真S       
 わかる    M(誘導副詞) どんな〜もない 花 摘む」
      (=花はない)   
                ※ 形容詞句 前の名詞(flowers)を修飾(=説明)!

“Why weren’t there any flowers?”
「なぜ なかった  M(誘導副詞) 花?」

Because the pigs had eaten them all,”
                      同格・強調
「なぜなら    豚 食べていた それら  すべて」
                  (=flowers)
said the bachelor promptly.
 →
言った 独身の男性 即座に

“The gardeners had told the Prince that →レポート文
              →
   庭師    話していた 王子   

               pigs
                豚
 you couldn’t have   and   ,
              flowers
 あなた 〜できない もつ  花

 so
 だから
               pigs
               豚
 he decided to have  and    .”
     →        no flowers
 彼  決めた   もつ どんな〜もない 花」 
 (=the Prince) (=豚を飼って、花は持たない)

posted by ついてるレオ at 10:00| Crown English Communication V | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年03月01日

Story 2 The Storyteller 【1】

Crown English Communication V

Story 2 The Storyteller 【1】
       話の上手な人


【小説・物語文(ストーリー)読解の鉄則の鉄則】
 1 人物チェック! who(だれ) 
 2 場面チェック! when(いつ), where(どこ)
 3 展開チェック! what(何)  
             Why?(なぜ) How?(どのように) 
 小説・物語(ストーリー)は人物を中心に場面&話展開する! 


 特に 3つの順序を考慮して読みましょう!
 1 Time  (時間) 始めから終りまでの出来事を列挙する
 2 Place  (場所) 目的地への説明など

 3 Sequence(論理) 順序や配列を示す一連の表現

(注)日本語訳は英語の語順に従って
   カタマリで原則的に左から右に訳して、
   同形反復は並列して解説しています
   【読解鉄則】も含めて英文理解の参考にしてください

   あくまで目標は
   「英語を英語のままで速読速解すること」です



【1】
It was a hot afternoon,
非人称のit
【時間】 暑い午後 
     =when
 and

the railway carriage was also sultry,
     車両        〜も  蒸し暑い 
     =where
 and

the next stop was at Templecombe, nearly an hour ahead.
次の停車駅       テンプルコム    近く 1時間 これから先  

                      a small girl,
                      小さな女の子  
                       and
                      a smaller girl,
                      もう少し小さな女の子
The people in the carriage were  and        .
                      a small boy
  人々    車両            小さな男の子 
                       =who 

An aunt belonging to the children sat in one corner seat,
 叔母  属している 〜に  子どもたち 座った  ひとつ角の座席
 =who                        =where 
    ※ 形容詞句 前の名詞(aunt)を修飾(=説明)!

 and

 in the further corner seat on the opposite side sat a bachelor
      遠くの角の座席         反対側    座った 独身の男性
        =where                       =who

 who ● was a stranger to their party,
         見知らぬ人 〜へ 彼らの集団
  (注)● 名詞の欠落!

 【読解鉄則】 関係詞(=関係代名詞 or 関係副詞) 
 前の名詞(=先行詞)を 説明する節(=形容詞節)の先頭にくる語
 (注)関係代名詞が導く節内は、名詞の欠落(●)がおこる!


but
しかし 

the small girls
小さな女の子たち 
 and        had taken over the compartment.
the small boy       →
小さな男の子    占領していた コンパートメント 
                     =where
   the aunt  
    叔母  
Both  and     talked together from time to time.
   the children
両方  子どもたち 話した 一緒に    時より

Most of the aunt’s remarks seemed to begin with “Don’t,”
大部分   叔母の言葉     思われる  始まる 〜で 「ダメよ」
 and
nearly all of the children’s remarks began with “Why?”
ほとんど すべて  子どもたちの言葉  始まる 〜で 「なぜ?」  

The bachelor said nothing out loud.
          →
独身の男性 言った 何も〜ない 大きな声で
       (=何も声に出して言わなかった)

“Don’t, Cyril, don’t,”
「ダメよ、シリル、ダメよ」

exclaimed the aunt,
   →
 叫んだ 叔母

as the small boy began hitting the cushions of the seat,
【時】
〜とき 小さな男の子 始めた たたく クッション   座席

  producing a cloud of dust at each blow.
  生み出して  雲   ほこり  各自の一撃
                 (=1回1回たたく毎に)

 【読解鉄則】 extra information(=追加、補足情報)
 SV…, Ving…(付帯状況の分詞構文) 
 文が終わる ⇒ Ving…「〜して、〜しながら」 
 (注) SV…(主文)の追加及び補足説明をあらわす!  
 (参考)VingのS´(意味上の主語)は、必ず主文のSと一致する!


“Come and look out of the window,”
「来て    見なさい 〜から外を 窓」  

she added.
    →
彼女 加えた
(=the aunt)

The child moved reluctantly to the window.
 子ども  動いた  仕方なく  〜へ   窓  
                   =where

“Why are those sheep being driven out of that field ■?”
 「なぜ   あの羊 追い出されている 〜から外へ あの野原?」
(注)■ もともと副詞があった場所!

he asked.
   →
彼 尋ねた  
(=the child)

“I expect (that)  →レポート文
   →   省略
「私 思う

 【読解鉄則】 レポート文 
  筆者の思考、発言の内容をthat節・wh節・if節(=名詞節)などで表現する文!
 (参考)「節」とは大きな文の一部として使われる「文」のこと。


 they are being driven to another field
 彼ら  追い出されている 〜へ もうひとつの野原 
 (=those sheep)

 where there is more grass ■,”
    M(誘導副詞) ある より多くの草」
                    (注)■ 副詞の欠落!

 【読解鉄則】 関係詞(=関係代名詞 or 関係副詞) 
 前の名詞(=先行詞)を 説明する節(=形容詞節)の先頭にくる語
 (注)関係副詞が導く節内は、副詞の欠落(■)がおこる!


said the aunt weakly.
 →
言った 叔母  弱々しく

“But there is lots of grass in that field,” 【直接話法】
しかし M(誘導副詞) ある たくさんの草 あの野原」

said the boy.
  →
言った 少年 

 “There’s nothing else but grass there.
M(誘導副詞) ある 何も 〜ない 他に 〜を除いて 草 そこ
     (=草以外には何もない)

 Aunt,  there’s lots of grass in that field.”  【直接話法】
 叔母さん、M(誘導副詞) ある たくさんの草  あの野原」

 【読解鉄則】 話法 (narration)
 直接話法:直接表現が2つある場合は、“ ,” S said. “ .”  
                              → 
 (注)句読点に注意
  2文の間に、SVが挿入されます!


Perhaps
 M(文頭副詞)
「多分

 the grass in the other field is better,”
   草   もうひとつの野原  おいしい」

suggested the aunt.
   →
それとなく言った 叔母

“Why is it better ■?”
「なぜ それ おいしい?」
(=the grass in the other field)
       (注)■ もともと副詞があった場所!

came the inevitable question.
来た    お決まりの質問

“Oh, look at those cows!”
「あっ、目を向けなさい 〜に あの牛!」
      (=見なさい)

exclaimed the aunt.
   →
叫んだ   叔母  

Nearly every field along the line had contained cows,
                      →
ほとんど すべての野原 〜に沿った 線路  いた 牛  

but
しかし

she spoke
彼女 話した 
(=the aunt)

 as though she were drawing attention to something unusual. 【仮定法】
 あたかも〜のように 彼女 引いている 注意  〜へ  事  普通でない
        (=the aunt)

 【読解鉄則】 仮定法=事実に反することを述べる法!(=反実仮想)
 as though 〜「あたかも〜のように」「まるで〜のように」 
 as though 節内は、過去形(be動詞はwere)! ※「現在」の事を述べる場合
 (参考)この場合「過去形」は現実との「距離感」を示します!


“Why is the grass in the other field better ■?”
「な     草   もうひとつの野原  おいしい?」
               (注)■ もともと副詞があった場所!

Cyril asked again.
     →
シリル 尋ねた 再び

The frown on the bachelor’s face was deepening to a scowl.
   渋い顔   独身男性の顔     深まっていった 〜へ  しかめっ面

 He was a hard, unsympathetic man,      【中間話法】 
 彼    頑固な  思いやりがない 男性
  (=the bachelor)

 the aunt decided in her mind.
  叔母  決定した 〜の中で  心

 【読解鉄則】話法 (narration)
 中間話法:直接話法でも間接話法でもない中間的な話法

 (参考)小説や随筆に現れる作者の心理描写の手法、修辞法のひとつ!
 ☆2つのパターン
 (1)伝達動詞がある場合

    How does a fish get air? You will ask.
    (どのようにして魚は空気を手に入れるのだろう? あなたはたずねるだろう。
 (2)伝達動詞がない場合 (=描出話法)
     At midnight there was a light tap on her door.
    Who could it be?
    She began to feel uneasy, for she was sure
    there was no one else in the house.   
    (真夜中に彼女の家のドアを軽くたたく音が聞こえた。
     誰だろう?彼女は不安を感じはじめた。というのは、
     家の中には他には誰もいないことは確かだったから。
)  
  ※この英文では(1)のパターンです!


She could not explain about the grass in the other field.
           →
 彼女 〜できなかった 説明する 〜について 草   もうひとつの野原
(=the aunt)

The smaller girl began to recite “On the Road to Mandalay”
            →
もう少し小さな女の子 始めた 暗唱する 「マンダレーへの道」 

 【読解鉄則】 引用符 (“”or‘’) 
 主な用法は 
 @話し言葉の引用 A詩、音楽の曲名、絵画などの作品名 B特定の言葉の強調
 ここではA 曲名 です!


 over and over again in a very loud voice;
 何度も何度も         とても大きな声

it seemed to the bachelor
構文のit 思われた 〜へ 独身の男性 

as though someone had had a bet with her 【仮定法】
あたかも〜のように 誰か  賭けていた   〜と 彼女
 (=the smaller girl)

 【読解鉄則】 仮定法=事実に反することを述べる法!(=反実仮想)
 as though 〜「あたかも〜だったかのように」「まるで〜だったように」 
 as though 節内は、過去完了形! ※「過去」の事を述べる場合
 (参考)この場合「過去完了形」は現実との「距離感」を示します! 


 that
 =同格名詞節

 she could not repeat the line aloud two thousand times
 彼女 〜できない 繰り返す 1行  声を出して  2千回
 (=the smaller girl)

 without stopping.
 〜なしに 止める

 【読解鉄則】(抽象)名詞+that SV…
 that(接続詞)以下は同格名詞節!
 (抽象)名詞の内容を説明している! 
 (参考)「節」とは大きな文の一部として使われる「文」のこと!


Whoever it was ● who ● had made that bet was likely to lose.
誰でも  【強調構文】         した その賭け  可能性のある 負ける
       (注)● もともと名詞があった場所!
              (注)● 名詞の欠落! 
(=その賭けをした人はまさに誰もが負ける可能性があった)

 【読解鉄則】 強調構文
 It 〜 that -  〜 に強調したい語(句)・節がくる!
 (注)thatは省略されることがある
 (参考)@ 強調したい語句「人」     It 〜 who -
     A 強調したい語句「モノ・コ人」 It 〜 which –
     この英文は@のパターン

 (注) 「区別化構文」「(他のなにものでもなくて)〜である」!


Story 2(1) .JPG

“Come over here and listen to a story,”
「ここに来て       耳を傾けなさい 〜に 話」
              (=聴きなさい)
said the aunt,
  →
言った 叔母
             had looked twice at her
             目を向けた 2度 〜へ  彼女
              (=2度見ていて)  (=the aunt)
when the bachelor   and
             thought that  →レポート文
〜とき 独身の男性   思った   

it might be a good time to change compartments.
仮S              真S  
 〜かもしれない  いい時間  変える コンパートメント 

 【読解鉄則】 end weight
 長い主語[S]は、it [仮S=仮主語(形式主語)] に置き換えて、
 文の後に置く[真S=真の主語]!


The children moved listlessly toward the aunt’s end of the carriage.
 子どもたち 移動した けだるそうに   〜へ     叔母の方      車両 
                        =where
Clearly
M(文頭副詞)
明らかに

they did not think much of her as a storyteller.
         →       
彼ら 〜なかった 高く評価する   彼女   話の上手な人
(=the children)         (=the aunt)
    (=彼女を話の上手な人とはあまりよく思っていなかった 部分否定)

In a low, confidential voice,
M(文頭副詞)
   低い   親しげな声 

 interrupted by loud questions from her listeners,
 話の腰を折られて 〜によって 大声の質問 〜から 聞き手

she began a terribly boring story about a little girl
    →
彼女 始めた   ひどく退屈な話 〜について 幼い少女
(=the aunt)

      was good,
         良い
       and
      made friends with everyone because of her goodness,
      友達になる     誰とも   なぜなら    彼女の善良さ 
 who ● and
      was finally saved from a mad bull by a number of rescuers
        最終的に 救われる 〜から 凶暴な雄牛 〜によって たくさんの救助者

      who ● admired her moral character.
           称賛する 彼女の道徳的な性格
    (注)● 名詞の欠落! (注)● 名詞の欠落! 

Wouldn’t they have saved her  【仮定法】
               →
「しなかったじゃない 彼ら 救う 彼女
      (=rescuers)     (=a little girl)

 if she hadn’t been good?”
 もし 彼女 なかったなら 良い?」
   (=a little girl)

 【読解鉄則】 仮定法=事実に反することを述べる法!(=反実仮想)
 条件節(=if節内)は、had+Vp.p. [過去完了形](「過去」の事を述べる場合)
 帰結節(=主節)は、S 助動詞の過去形+have Vp.p.…
 (参考)この場合「過去完了形」は現実との「距離感」を示します!


demanded the bigger of the small girls.
  →
強く尋ねた 大きな方の女の子 小さな女の子たち

It was exactly the question
【強調構文】 まさに 質問

 that the bachelor had wanted to ask.
    独身の男性 〜したいと思った 尋ねる

 【読解鉄則】 強調構文
 It 〜 that -  〜 に強調したい語(句)・節がくる!

 (注)実際は「区別化構文」「(他のなにものでもなくて)〜である」!


Well, yes,”
「ええ、そうよ」

admitted the aunt,
   →
認めた   叔母

“But
「だけど

I don’t think (that)  →レポート文
      →  省略
 私 思わない  

 they would have run quite so fast to help her  【仮定法】
 彼ら  走っただろう    全く そんなに速く 〜ために 助ける 彼女
 (=rescuers)                     (=a little girl)

 if they had not liked her so much.”
 もし 彼ら  好きではなかった 彼女  とても
      (=あまり好きではなかったなら 部分否定)
   (=rescuers)      (=a little girl)

(=もし彼らが彼女のことをあまり好きではなかったなら、
  助けるためにそんなに速く走らなかっただろうと思う)

 【読解鉄則】 転移否定
 I don’t think  <(that) ・・・>.「私は ・・・でないと思う」
      →
   主節      従属節
 主節 thinkの動詞が否定されているが、
意味的には従属節の内容が否定される!
 (参考)否定語(not)を前に置くことで 「従属節の否定の内容を緩和する」働き!


“It’s the stupidest story (that) I’ve ever heard ●,”
「それ 最も馬鹿げた話   省略  私  これまで 聞いた」
 (=a terribly boring story)              (注)● 名詞の欠落! 

said the bigger of the small girls.
 →
言った 大きな方の女の子  小さな女の子たち

 【読解鉄則】 関係詞(=関係代名詞 or 関係副詞) 
 前の名詞(=先行詞)を 説明する節(=形容詞節)の先頭にくる語
 (注)関係代名詞が導く節内は、名詞の欠落(●)がおこる!
  

 【読解鉄則】 関係代名詞の目的格の省略
  関係代名詞の目的格(which, whom, that)はよく省略される!
 名詞 + [(that) S(名詞) V ●…](=形容詞節)イメージする!
       省略         (注) ● 名詞の欠落!


“I didn’t listen after the first bit,
「僕は聴かなかった 〜の後 最初の部分      

 it was so stupid,”
 それ  とても馬鹿げた」
 (=a terribly boring story)

said Cyril.
 →
言った シリル

The smaller girl made no actual comment on the story,
           →
小さな女の子  した ひとつも〜ない 現実のコメント 〜に関して その話
       (=実際に一言も言わなかった)
but                        .
しかし

she had long ago begun to recite the poem
            →
彼女   だいぶ前に 始めていた  暗唱する 詩
(=the smaller girl)

posted by ついてるレオ at 11:37| Crown English Communication V | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする