Optional Reading
Lesson 8 Is It Magic or Reality?
魔法 それとも 現実?
(注)日本語訳は英語の語順に従って
カタマリで原則的に左から右に訳して、
同形反復は並列して解説しています
【読解鉄則】も含めて英文理解の参考にしてください
あくまで目標は
「英語を英語のままで速読速解すること」です
【1】
@ Richard Dawkins has a test
→
リチャード・ドーキンス ある テスト
magic
魔法
for telling the difference between and :
reality
〜ための 分かる 違い 〜の間 現実
A『抽象』
【読解鉄則】 A:(コロン)B
A(核心的な内容)⇒B(具体的な内容)
コロンの後ろに続く節は、@説明 Aリストの列記 B引用(=直接話法)
ここでは@説明の用法です!
A『抽象』からB『具体』の流れをつかもう!
B『具体』
“Suppose
「〜したらどうなるだろう
John claimed to have watched a cow jump over the moon,”
S´ → P´
ジョン 主張した 見た 雌牛 飛ぶ 〜の上を 月」
【読解鉄則】 SV(=知覚動詞)O Ving(現在分詞)
第5文型 SVO Ving(現在分詞)は、
O(目的語)と Ving(現在分詞)に必ず
S´→ P´(意味上の主語→述語)の関係がある!
S watch O Ving(現在分詞) 「SはOが〜しているのを見る」
→ S´→ P´
Vingのイメージ:「すでに〜している」⇒「実際に〜している」
(参考)Ving=「躍動感」 動作の「イキイキ感」をあらわす!
he says.
→
彼 言う
(=Richard Dawkins)
A Which would be more miraculous,
どちら 〜だろう より 奇跡的な
that John is lying
ジョン うそをついている
or ?
それとも
that a cow really jumped over the moon
雌牛 本当に 飛んだ 〜の上を 月
B Of course,
M(文頭副詞)
もちろん
it is more probable
仮S ありそうな
lying
うそをついている
that John is either or .
真S mistaken
ジョン どちらか一方 間違って
A
(than that a cow really jumped over the moon)
省略
B
【読解鉄則】 end weight
長い主語[S]は、it [仮S=仮主語(形式主語)] に置き換えて、
文の後に置く[真S=真の主語]!
【読解鉄則】 省略
省略は、一度出てきた語(句)の反復を避けるために起こる!
省略が起こっている英文は、必ず省略語(句)を補って理解すること!
【読解鉄則】 比較構文
比較対象(AとB)つまり 誰(何)とB(何)を比べているのかを押さえる!
A: that John is either lying or mistaken
B: that a cow really jumped over the moon
(参考) 比較対象 AとBは『 同種類(=カテゴリー)&文法上「同形反復」 』!
【読解鉄則】 一目でわかる比較表現
比較結果
that John is either lying or mistaken > that a cow really jumped over the moon
A probable B
(ジョンがうそをついているか間違っている) (雌牛が月の上を飛んだ)
比較対象 比較基準 比較対象
【2】
@ What (will happen)
省略
どうなるだろう
if John tells you that →レポート文 【直接法】
もし〜なら ジョン 言う あなた
「人々一般」
※ 現在では、if節内に直接法を用いるのが一般的!
【読解鉄則】 レポート文
筆者の思考、発言の内容をthat節・wh節・if節(=名詞節)などで表現する文!
(参考)「節」とは大きな文の一部として使われる「文」のこと。
plants can talk to one another?
植物 〜できる 話す 〜へ お互い?
(=お互いに)
A Which is more miraculous?
どちら 奇跡的な?
B Do plants really talk to one another,
植物 本当に 話す 〜へ お互い
(=お互いに)
or ?
それとも
is John lying
ジョン うそをついている
【3】
@ Cherries don’t cry
サクランボ 〜ない 鳴く
(=鳴かない)
when you pick them.
〜とき あなた 摘む それら
「人々一般」 (=cherries)

A But
しかし
just because we humans can’t hear them
同格
ただ なぜなら 私たち 人間 〜できない 聞く それら
(=cherries)
doesn’t mean that plants talk.
→
〜しない 意味する 植物 話す
(=意味しない)
(=ただ私たち人間がそれらの声が聞こえないというだけで、
植物が話さないというわけではない)
(参考) Just because we humans can’t hear them,
M(文頭副詞)
it doesn’t mean that plants talk.
→
(=because節の内容)
B As a matter of fact,
M(文頭副詞)
実のところ
plants are “talking” all the time.
植物 「話をしている」 いつも
【読解鉄則】 引用符 (“”or‘’)
主な用法は
@話し言葉の引用 A詩、音楽の曲名、絵画などの作品名 B特定の言葉の強調
ここではB 特定の言葉の強調 です!
【4】
@ Plants release chemical compounds
→
植物 放つ 化学物質
to pass along messages to nearby plants
〜ために 伝える メッセージ 〜へ 近くの植物
disease
病気
warning about or by insects.
infestation (注)共通のM!
警告をする 〜について 侵入 〜による 昆虫
※ 形容詞句 前の名詞(messages)を修飾(=説明)!
A They tell other plants to get ready to defend themselves.
→ S´ → P´
彼ら 言う 他の植物 用意をする 守る 自分たち自身
(=plants)
【読解鉄則】SVO to V [行動促進型]
第5文型 SVO to V は、O(目的語)と to V に必ず
S´→ P´(意味上の主語→述語)の関係がある!
S tell O to V 「SはOに〜するように言う、命じる」
→ S´→ P
to V(to 不定詞)のイメージ:「(これから)〜すること」
(参考)to は「→」(=矢印『指し示す』)
【5】
@ John is telling the truth:
ジョン 言っている 真実
A『抽象』
Plants do talk to one another,
強調
植物 本当に 話す 〜へ お互い
(=お互いに)
【読解鉄則】 斜字体(italics)
主な用法は
@語句の強調 A新聞・雑誌名、書名、船名、歌名など B外国語をとりあげる
ここでは @語(句)の強調 です!
or
それとも
at least
M(文頭副詞)
少なくとも
they communicate across distances,
彼ら 意思疎通する 〜を渡って 距離
(=plants) (=距離を越えて)
even though we can’t hear them.
〜けれども 私たち 〜できない 聞く 彼ら
(=plants)
(=彼らの声を聞くことはできない)
B『具体』
【6】
@ What (will happen)
省略
どうなるだろう
if John tells you that →レポート文 【直接法】
もし〜なら ジョン 言う あなた
「人々一般」
insects can not only learn
昆虫 〜できる 〜だけでなく 学ぶ
but ?
they can also teach other insects what they have learned ●
彼ら 〜できる 〜も 教える 他の昆虫 こと 彼ら 学んだ
(=insects) (=insects) (注)● 名詞の欠落!
【7】
@ Studies have shown that →レポート文
→
研究 示してきた
【読解鉄則】 レポート文
筆者の思考、発言の内容をthat節・wh節・if節(=名詞節)などで表現する文!
(注) この英文は「S〈モノ・コト〉は〜を示している」
(参考)「節」とは大きな文の一部として使われる「文」のこと。
bumblebees can be taught to get food by pulling a string.
S´ → P´
マルハナバチ 〜できる 教えられる 得る 食べ物 〜によって 引く ひも
【読解鉄則】SVO to V [行動促進型] の受動態
第5文型 SVO to V は、O(目的語)と to V に必ず
S´→ P´(意味上の主語→述語)の関係がある!
S teach O to V 「SはOに〜することを教える」 【能動態】
→ S´→ P´
S be taught to V 「Sは〜することを教えられる」 【受動態】
S´ → P´
(注)受動態は能動態の文のO(目的語)をS(主語)にした文!

A Not only that,
M(文頭副詞)
〜だけでなく そのこと
(=前文の内容)
they can pass along their new knowledge to other bumblebees.
彼ら 〜できる 伝える 自分たちの新しい知識 〜へ 他のマルハナバチ
(=bumblebees)
B This is an ability
このこと 能力
(=前文の内容)
once thought to be possessed only by humans.
かつて 考えられていた 所有される 〜だけ 〜によって 人間
※ 形容詞句 前の名詞(ability)を修飾(=説明)!
【8】
@ Researchers used the same methods
→
研究者たち 使った 同じ方法
apes
類人猿
that ● are used to test the intelligence of and .
birds
使われた 〜ために 調べる 知性 鳥
(注)● 名詞の欠落!

A The bees,
ミツバチ
in spite of their very tiny brains,
挿入
〜にもかかわらず とても小さい脳
showed a high level of intelligence.
→
示した 高いレベル 知性
B In fact,
M(文頭副詞)
実際
most creatures,
大部分の生き物
including insects,
挿入
含めて 昆虫
can pass on knowledge through several generations.
→
〜できる 伝える 知識 〜を通して 数世代
【9】
@ Once again,
M(文頭副詞)
もう一度 (=前と同じになりますが)
John is telling the truth.
ジョン 言っている 真実
【10】
@ What (will happen)
省略
〜したらどうなるだろう
if John tells you that →レポート文 【直接法】
もし〜なら ジョン 言う あなた
「人々一般」
read other people’s minds
読む 他の人々の心
people can and ?
send messages just by thinking
人々 〜できる 送る メッセージ ただ 〜によって 思考
【11】
@ More than one hundred years of
〜以上 100年
mind reading,
読心術
telepathy,
テレパシー
clairvoyance,
透視
scientific research into and
other such matters
科学的研究 〜へ 他のそのような事柄
has not been able to establish that →レポート文
〜ない 〜できる 立証する
(=立証できていない)
any such powers exist.
いかなる そのような力 存在する
【12】
@ Sorry, John.
残念ながら ジョン
A This time,
M(文頭副詞)
今回
lying
うそをついている
it looks like you are probably or .
構文のit mistaken
思われる 〜のように あなた 多分 間違って